「さて、問題はドメルが蛮族を討伐していることではなく、実はバーガーとゲットーの登場と、BGMがさらば風という点にあったのだ」
「ひ~」
「問題はその先」
「どこ?」
「古代と真田の対立だ」
「えー」
「古代は立派に甘すぎる理想論者として振る舞っている。メルダを襲うヤマト乗組員などいないと思っている」
「うん」
「一方で、真田はメルダの保護が必要だと考えていて、閉じ込めておく意味があるとしている。実はメルダの心配をしているという意味で、真田も心が優しい」
「そうか」
「しかし、2人は対立してしまう」
「なぜだ?」
「古代と真田はおそらく立場が違う」
「年齢が違う?」
「いや。真田は艦内の不協和音が聞こえる立場にいる。古代はいない」
「どんな不協和音だ?」
「反乱キャラが隣に座っているし、もしかしたら真田も反乱計画に絡まっている可能性すらある」
「ひ~」
「ちなみにもう1つの見せ場は新見君のカウンセリングに喜んで飛んでいく薮。これで薮は反乱に取り込まれていくね!」
「ひ~」
古代と不協和音 §
「しかし、古代にも不協和音の恐怖が迫る」
「どこに?」
「古代はメルダに対して好意的だ。しかし、島は『嘘つき』だと思っている」
「古代と島が殴り合うまで間近ってことだね」
冒頭10分の意味 §
「この冒頭10分は上手い切り方だな」
「なぜ?」
「山崎が島を呼びに行くところで終わっている。何の話をしたのか知りたいなら劇場に来いという構成だ。予告としては非常に良い構成だ」
「ひ~」
「しかも、名前があるその他大勢ではない山崎の見せ場が始まる」
オマケ §
「山本ちゃんが見ている前でメルダといちゃつく古代。これでも古代を空気というか?」
「山本を前にこれは危険な雰囲気だよな」
「伊東も火に油を注ぐようなことを言っているしな」
「この先はどうなると予想する?」
「嫉妬の炎でヤマト炎上」
「第3艦橋が燃え落ちたぞ!」
「後部エンジン噴射!」
「もっと火を増やしてどうする」