2012年12月29日
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続・池尻稲荷神社脇の流れの正体は何か?

Written By: 川俣 晶連絡先

Subject: 池尻稲荷神社脇の流れの正体は何か?

Keyword: 【▲→川俣晶の縁側→歴史と文化→下高井戸周辺史雑記】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20121227140302

名前: て

本文:

こんにちは。

お風呂屋さんの所の水路?急坂でビックリしました。

銭湯は必ずと言って良い程水路の所にありますよね!

下水完備の以前は、排水路が必要ですからですよね!!

この法則で銭湯巡りをしていて7?8年位前に発見しました。

確かに練兵場の排水としても利用されと思いますが、「排水が主目的で人工的に採掘された」様な表現は疑問ですね…

反対の南側の呑川方面の人工排水路の存在は、探検して現在も残っているのも確認して、知っていましたが、これは「そうなの?!」って感じです。

自然の小川が先にあって、明治初期に練兵場が出来、クリーク訓練に利用し、北沢川に注いでいると思い込んでいました…。

(注ぐ所の先には「西郷邸」があって、その場所の目黒川は、とても綺麗だったと言うから「排水の泥水?汚水?」ってイメージは全然無く勝手の思い込んでいたとも…)

調査項目ですね。またまた増える調査項目です…!

「ビックリした!」

「何に?」

「見たばかりの風呂屋さんの前の急坂を話題にされてビックリした!」

「わははは」

「確かに同じものを見ていると納得した!」

「そうか。行って見た人しか分からないものね」

「実はさ。最近河川水路の本が増えていて一部は買っているけれど、今まさに知りたいところの情報を欠いていることが多いのを痛感している。てさんの知識と経験を活かした本を作れば、もっと凄いのがきっと作れるような気がするよ」

「そんなに足りない?」

「たとえば、最近買った某本。根津神社周辺にそれらしいラインが書いてあるけど説明が何もないし、ラインそのものが納得の行く形状ではなかった」

「ひ~」

オマケ §

「そういう本の食い足りなさって著者の問題?」

「さあ。実はもっと情報があるのに書き切れなかったケースもあるようだ」

「へー」

「書籍の企画のスケールが大きすぎるのが問題の遠因という気もするね」

「東京の川ではダメ? 広すぎ?」

「ダメ。23区でも広すぎ。実は1つの区でも広すぎる懸念がある。町レベルまで落ちてきて何とか」

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