「LASTEXILE GALLERY Vol.2の奇跡とは、実は1日だけヤマト関連の資料が閲覧可能になって置かれたことなのだ」
「LAST EXILEのイベントなのに?」
「そう」
「助けてクラウス!」
「意味分からないって」
「それで?」
「その展示物の中に、ムサシの設定画があったのだが」
「うん」
「それを見ていて、ハッとした」
「ムサシを見たの、最初じゃないだろう」
「そうだけど、色つきの絵が大半だよ」
「今回はモノクロの設定画ってことだね」
「そう。しかも、一部分」
「それで何にハッとしたんだよ」
「ヤマトっぽい記号を除去するとムサシに残るのは何か」
「なんだ?」
「船体の上の部分も下の部分も大きな窓」
「窓は大きいね」
「窓が大きい船といえば、シービュー号」
「なんでだよ」
「だって、ある時期の模型屋を支配した2大潜水艦といえば、スティングレイとシービュー号だぜっ!」
「意味分からない」
「ちなみに自分が産まれて初めて買ってもらった文庫本は創元推理文庫のスタージョンのシービュー号」
「それはムサシと関係ないから」
「というわけで、あのムサシはムサシービュー号と呼ぼう」
「おいおい」
オマケ §
「またまた来ました、夢を壊すコーナー」
「ひゅーぱふぱふ」
ID: 20121227080237
Subject: ドメル・隠れイスカンダル派説
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20121227080237
名前: トモネコ
本文:
小林さんのブログで花束を拝見しました!
高価そうな花束ですね(スゴイ!)
黄色系を主体として、赤い飛燕とサビ色のモニターと良く合っていると感じたのですが、計算されたのでょうか?
(それとも花屋さんのセレクトでしょうか?)
「君のチョイスは計算されたものかい?」
「いや、花屋がまとめて造って売っていたものを買っただけなので、一切色彩とか中身には口出しをしていない」
「ただの偶然かよ。夢を壊す男だなあ。黙っていれば過大評価されたものを」
以後、大きなお世話ですが私は花束でなくフラワーアレンジメント(小さ目のカゴ盛り)を贈ります。
花束は花瓶に活けるまで時間が掛かると花が弱ります。
手頃な花瓶が家に無い方もいます。
予算をまず告げて自分の欲しいイメージをお願いすると花屋さんが作ってくれます。
ただし店が混んでいると時間が掛かりますが・・(私は事前に電話で注文しておきます)
「こちらも花が弱るという発想はあったのだが、渡す瞬間に生き生きとしていれば良いだろう……というぐらいしか考えていなかった。ただの『気持』として渡すだけだからな」
「それで?」
「だから、あらかじめ買っておくようなことをせず、直前に買っていくことにした。調べると意外に中野周辺の花屋は多い」
「中野住人は花が好き?」
「いや、中野サンプラザのコンサートで花束を渡したりする関係で需要が多いのだろう」
「ぎゃふん」
「というわけで、移動経路上の中野にちょっと近い場所で花屋に遭遇。あなどりがたし」
「なぜあなどりがたいんだよ」
「予算はXX円からYY円ぐらいで花束みたいのができますか?と質問したら、既にXX円と中間の値段の花束が作成されて大量に並べて売られていた。そこで高い方(といっても想定予算内)を指さして『これを』と言ったらすぐリボンをつけて渡してくれた」
「スムーズだね」
「たぶん、中野という場所の選択が良かったのだろう。そういう花のニーズに慣れている花屋という感じだった」
・追記・
「神・村田蓮爾」と同列に語られるとはもはやB.N.F以上では!
トーノ様はすでに次のステージにお進みのようです!
悲しい事ですが、ヤマト語りの終わる日を覚悟しなくてはいけない気がします・・
(すでに一度は終わりを宣言なされていられますし)
「余談だけど、ちょっと違うなあ」
「どこが?」
「実際に村田蓮爾さんと同列になったわけではない。たまたま並べて名前が出てくるケースがあるとしても、それは特定の状況でたまたまそうなっただけだ。これで同列なんて、ひどい思い上がりだ」
「ひ~。本人が強烈に否定していいのかよ」
「それが事実というものだろう」
「話はそれだけ?」
「いやね。自分が今いる場所はどこかという話がある」
「どこ?」
「2012年は、これ以上進むとヤマトではなくなってしまうヤマト境界を見ることに成功して、必然的にヤマト境界の外側を垣間見た」
「たとえば?」
「ディスコアレンジに、ポール・モーリア風という要素を見出したりしてな」
「それで?」
「スケール・アヴィエーションの飛ぶ理由は、ヤマト境界の外側に実際に出てしまったわけだ。しかし、ここが重要だ。ヤマト境界の外側にあるとしても、この世界はヤマトの影響下から完全に脱しているわけでは無い。ヤマトを意識して存在している」
「つまり、それが空中戦艦大和なのだね」
「そうだ。今の自分のポジションは、境界の混濁領域なのだ。ヤマトの影響はあるが決定的ではない。そして他の何かの影響も同時にある」
「なるほど。同時にあるから、ヴァンシップに貼る空中戦艦大和搭載機のデカールが存在するわけだね」
「そして、そこから逆照射されたヤマト語りはまだまだ有り得るのだよ」
「ひ~」
オマケ2 §
「この境界領域は、カオスの縁と言ってもいいね」
「何が創発されるか分からない生きている領域ってことだね」
オマケIII §
「でもさ。ヴァンシップとヤマトがどうリンクしていくのか分からないよ」
「ふふっ。なら教えてやろう」
「なんだよ」
「ハセガワのヴァンシップの模型に一緒に入っているヴェスパこそ、境界領域の別解釈で作られたアストロバイクなのだ!」
「ひ~」
「またがって乗る空飛ぶ極小メカなんだぜっ!」
オマケの戦塵1930 §
「ただ1つだけおぼろげに見えてきたものはある」
「なんだよ」
「意外と普通のマニアは視野が狭い」
「それにどんな意味があるわけ?」
「彼らはあまり足を踏み外さない」
「は?」
「自分の趣味とそうではないものの境界を割と明確に引いてしまい、いくら似ているものがあっても手を出さない」
「それにどんな意味があるんだい?」
「境界領域に進出するということは、境界の曖昧化を意味して、彼らの最も不得意な振る舞いにあたるのだよ」
「えー」
「たとえば、展示されたモニターは『テレビ画面で見ていた平面の絵が立体になって迫ってきた』という存在ではないのだよ」
「テレビで見られるヴァンシップには大和なんて書いてないわけだね」
「そう。テレビでは見られない別の何かとしてそこにある。それをいったいどう受容するのか」
「マニアはどう受容するのだろう?」
「雑誌掲載の作品の現物がそこにあると受け止めるのかもしれないが、実はそれは受け止め方の1つでしかない。雑誌を見てない人も見に来るのだからね」
「彼らはどう受け止めるのだろう?」
「おそらく各人各様だろう」
「予測不可能ってことだね」
「そうだ。予測不可能である以上、誰がか想定した境界はあっさり踏み越えられてしまうかも知れない」
「それにどんな意味があるの?」
「実は翻って考えると、ヤマトという企画そのものが境界破りそのものだったのだ」
「他に分かりやすい説明はないの?」
「じゃあ、一例を1つ」
「どんな例?」
「『ヤマトの音楽はロックなんです!』」
「ロクロック鳥もびっくり」