「いろいろ不満はあるがヴェスパはここまでとしよう」
「パチパチ」
「最後に1つミスった」
「なんだよ」
「前のガラスは照準機か何かだと思って、前に倒して付けた。でも、あとでハイパーウェポン掲載の設定資料を見て風防だと分かった」
「なぜ倒したんだよ」
「視線がそっちに向いていないので」
「見ていないものは待機位置にあった方が自然ということだね」
「でも風防なら風よけなので、見ていなくても意味があった」
ヴァンシップ §
「ヴァンシップの計画は徐々に固まりつつある」
「何をする気だい?」
「キット付属の1/72のフィギュアを乗せて、大和艦載機のデカールを使う。色は未確定だが赤にするかもしれないし、デカールとの兼ね合いで緑にするかもしれない」
「じー」
「なんだよ」
「疑いの目」
「何を疑ってるんだよ」
「何か隠してるだろ。普通に作らない何かの要素を隠しているだろ」
「まだ、ノーコメントだ」
「やはり何か隠しているな」
「まあ確かに、あるビックリ要素を入れることから逆算してこの仕様は決まったようなものだ」
「それはなに?」
「まだ内緒だ」
「じゃあ、1/48のフィギュアをあえて乗せないのも?」
「ある演出のために、1/72フィギュアの方が好都合だからだ」
ヤマト §
「ヤマトは飛行甲板にファルコンを並べてみたよ」
「接着済み?」
「いや。まだ。並べて様子を見ているだけ。アメリカの空母の飛行機の並べ方を研究するよ」
オマケ §
「没アイデアを紹介するよ」
「ヴァンシップに何を乗せようとした」
「1/24のカーモデル用のフィギュア」
「絶対に乗らないだろ」
「だから足が床から突き抜ける形で」
「ひ~」
「でも没にしたよ」
「なぜ?」
「もっとマシなアイデアが浮かんだので」
「じゃあ、浮かばなかったら実際にやったのかよ」
「フジミの1/24の水着おねえちゃんを森雪風に黄色に塗る計画まであった」
「それで大和艦載機と言い張る気だったのか」
「男フィギュアは胸に赤い矢印描いて」
「ひ~」