空中戦艦大和艦載機建造記録その11・ヴァンシップ起工【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

「いつまでも起工できないヴァンシップも気になるのだが、起工できない理由が分かった」

「何だよ」

「第四章公開初日夜の宴会の後始末が付いていなかった」

「は?」

「何しろ、その後整理する時間も無いまま寝込んだから、その日にもらったものとか持って行ったものの整理が完全についていなかった。そこで、それらを整理してからちょっとだけ作業した」

「コクピットを組んだのだね」

「飛行機は手順をよく考えないと塗れないところが出てくるからな」

「説明書通りではないの?」

「説明書通りならパイロットも一緒に組んでいるさ」

「な。なるほど……」

「しかし、このキットのもう1つのセクシーポイント発見!」

「前から分かっていた最初のポイントは?」

「胴体左右の丸窓」

「今日発見したもう1つとは?」

「コクピット内の穴開きの仕切りフレーム。後席から前席の椅子の後ろが見える。この穴開きっぷりがセクシーなところだ」

「穴が開いている本当の理由は何?」

「軽量化だと思うけど……正確には良く分からない」

オマケ §

「ヴァンシップに1/20の人間を載せている人もいるらしい。1/24の人形を載せる案を却下しておいて良かった～」

「君は1/72で行く予定だっけ?」

「そう。しかし、あくまでキット付属のフィギュアをキット通りに使わないで攻める人もいるらしい。そのあたりとはある意味でかぶってしまう。方法論がまるで違うので、そこは救いだと思って予定通りに進めるさ」

「1/48でもいいと思う?」

「コクピットは明らかに広い。1/48フィギュアでも乗るだろう。ただし、フットペダルパーツなどのサイズは合わない感じだ。そこは追加の工夫が必要だろう」

「しかし、人気キットである理由が凄く良く分かる。作っていて楽しい」

「ポイントはどこ?」

「部品が少ない。部品が小さすぎない。でもムードが凄く良く出る」