「第一章BDを見直したぞ」
「今さら?」
「うん」
第1話 §
- 転舵シーンの物足りなさの理由が分かった。後続艦が全部1枚絵なんだ。だから全体が不自然。だから自分は手描き2Dの良さを無条件で首肯できない。
- 馬鹿めと言った後の沖田の表情。通信士は嬉しそうに伝えているが、沖田自身は難しい表情。つまり、敵戦力誘出のためにフェイク。相手を怒らせるための返答。
- 作戦が陽動であることを山南は知っていた。旗艦艦長だから? 違うなら古代守も知っていた可能性が
- 沖田が狼狽するのは古代守艦が付いてこないとき。しかし狼狽し過ぎ。古代守は沖田の実子解釈ではないか
- 2199はナレーションがない。第1話では森雪がナレーション相当だが、あくまで森雪の子供向け発言でしかない。それが客観的事実であるという保証はどこにもない。だから2199にナレーションが無いことは重大なポイント
- 地上の光景は荒廃した20世紀風丸い3色の交通信号と、四角いビル。地下都市も団地で2世紀風。車の残骸も20世紀風
- 古代進に頭を下げてすまんという沖田。実は自分に謝ってる
- 「この戦争で肉親を喪ったのは君だけじゃない」という佐渡。つまり、古代守を肉親と認識していたのは古代進だけではない。沖田もだ。という遠回しな演出か?
第2話 §
- 山本の部屋の模型が古すぎる。スピットファイア、SR-71、F-14。YF-23だけやや新しい。凄く20世紀っぽい
- ヤマト計画の発表で暴動が起きる根拠が明確ではない
- 古代の部屋の兄の遺影が普通の写真立てだ。デジタルフレームじゃない。
-
- 全世界から電力が集まる描写、これも実はおかしい。みんな、それだけの余裕は無いと言ったはず。それ以前に、電力が足りない計画が進行しているのがおかしい。明らかに他人の作った手順を遂行している感じ。やっている途中で手順通りに行かないことが発覚。そして、集まる電力は『本当に全世界から集められた電力なのか?』イスカンダルから送り込まれた救援エネルギーではないのか? ヤマト1974の異次元空洞では救援エネルギーがヤマトを救ったぞ
まとめ §
「それで、総合的な感想は?」
「以前見た時の感想と違って、疑問点だらけになった。というか、素直に言われたことを承認できない。全ての発言がその人の発言であり、その世界の真実ではないかもしれない。そんな気がした」
「ひ~」
1999年説 §
「ちなみに『2199年は1974年説』には反証も多い」
「YF-23Aの模型があったりするからだね」
「そこでもう1つアイデア。2199年は本当は1999年説」
「えっ?」
2012年説 §
「実は、年代を特定可能な最も新しいアイテムは第14話のヤマト2199第一章のポスター。なので、これが公開された2012年という説も有り得る」
「2013年以降では無いの?」
「劇場のポスターとしてこれが貼ってある年代は基本的に2012年なのだ」
「21XX年のリバイバルではなくて?」
「うん。古代の子供時代は20世紀であるとすると、2012年説で既にぎりぎりなんだ。これ以上年代を進めると、古代が子供時代に20世紀を過ごしていないことになってしまう。それから公衆電話の100円の投入口を見る限り、貨幣価値が大きく変化するほどの年代変化は想定しにくい」
「じゃあ、1974年説、1999年説、2012年説とあるわけだね。どれが本命?」
「実はどの説も弱点があるが、2012年説が本命かな」