2013年02月23日
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ギャラリーラパン・鹿目晃一郎作品展

Written By: 川俣 晶連絡先

鹿目晃一郎作品展

「今日は、所沢に行こうかと考えていた」

「なぜ?」

「今は零戦があるから」

「行かなかった理由は?」

「エンジンを始動する日にした方が良いかなと思って。今日はコクピットを開くらしいが」

「それで原宿?」

「いや。こもりがちでは良くないと思い、実は自転車で遠出でもしようかと思っていて、等々力渓谷に行こうかと思っていた」

「そうか」

「でも、ギャラリーラパンで鹿目晃一郎作品展というものがあると知って目的地を変更した」

「どうして?」

「ギャラリーラパンという場所は前に行ったことがあるのだけど、その時は電車で行った。しかし、ここなら自転車で来られると地図を見て気付いたのだ」

「分かった。つまり、自転車による遠出という条件に合致するわけだね」

「そうそう。別に等々力渓谷は逃げないからこれでいい」

「自転車で行った感想は?」

「井の頭通りで原宿まで抜けたが、アップダウンがやたら多くて死ぬ。でもそれは既に分かっていたこと」

「じゃあ何が問題?」

「土曜の原宿は人が予想以上に多くて通過するのに凄く苦労した」

「ぎゃふん」

鹿目晃一郎作品展 §

「これはなに?」

「故人の飛行機模型の作品展だ。プロモデラーだね」

「それで?」

「第2次大戦前後の機種が多かったけれど、国籍を問わずバランス良くいろいろ作っていたようだ。特にソ連機に手を抜いていないのはいいね」

「ソ連機?」

「I-16まであったのは良かったね」

「そ、そうか」

「そうしたら隣にサーブJ21があって焦った」

「なにそれ?」

「ジェット仕様らしい」

「なんだそれ?」

「と思ったら散香まであったよ。格納庫のジオラマで、犬まで作ってあったよ」

「なぜ犬?」

「入り口脇にはシャーマンっぽい戦車もあったし、巨大な輸送機のモデルも複数あったし、非常に良かった」

「遠出した甲斐があるわけだね」

「うん。事前の予想の倍以上楽しめた」

欄干 §

「途中の原宿で遭遇した欄干」

「こういうのにお目にかかれるとは思っていなかったのだね」

欄干1

欄干2