和田堀公園から梅里中央公園まで水路跡を辿る【▲→川俣晶の縁側→歴史と文化→下高井戸周辺史雑記】

　地図を見ていて凄く気になったので行ってみました。

発端 §

　和田堀公園から北に延びる2本並んだ道路が気になりました。大宮八幡の北あたりです。

　和田堀公園の内部には、東側水路の後っぽい水の流れが作ってありましたね。ちゃんと池に流れ込んでいます。

　実際に行ってみると明瞭な水路跡が2本も平行して存在します。これはビックリ!

　和田堀公園の特徴。業者が入っていて商業施設があること。ジュースの自販機も釣り堀もラーメンののぼりが付いた店もあります。そこでハッとしたこと。店の名前が武蔵野ブランド。武蔵野園などと書いてあります。はたして、神田川に会った武蔵野養魚場との関係はいったい?

　金太郎が1人残存していましたよ。

　西側の水路跡は辿っていくと長い板暗渠が残っていましたよ。これは凄い。しかし、途中でやたら狭くなって引き返しましたが、それは失敗。

　東側水路は梅里中央公園付近でおしまい。梅里中央公園には立派な池(水は流れていない)があって、ここが水源とあたりをつけたものの、どうも違うようですね。

　どうやらこれは天水田圃であるようです。2本線の水路跡が残存しているのではなく、それぞれ別の水路跡。つまり、西側水路は狭くなって引き返したのは間違い。ここから先に別の経路があったわけです。

狭い!

　しかし、金太郎にも会えたし、長い板暗渠も見つかったし、これでもいいか。