「テレビ局のページだが、ヤマト2199の宣伝映像が見られる。しかし、意外とドキドキしたぞ」
「なぜ?」
「第一章から第四章までの映像を使った予告だからだろう。これは過去の劇場版のトレイラーとは違うドキドキ感がある」
「どの辺にドキドキする?」
「パルスレーザーの掃射シーンとか、ドメルとか岬とかの顔が短く入るところ」
「どうして?」
「意味が分かるほど長くは見せないから、いったい何があるのだろう……という気持を喚起させられる」
「でも劇場組はもう見てるわけだろ?」
「この先の展開は知らないんだよ」
「えー」
オマケ §
Subject: 続・ヤマト2199赤い目の謎
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20130303084054
名前: トモネコ
本文:
「申し訳ありません」
ヤマモト=レッド・セイはあくまで火星・赤い目・白い髪のみだったようですね。
わざわざ作品の検証までさせて大変申し訳ありませんでした。
スターレッドは当時人から借りて読んだのですが内容は完全に忘れていました。
「ラト姫、いよいよ5章です!」
今、438ページです!
次は「5章で急変」です。
侵略された星系種族が侵略に利用される。
またまた2199のようですね(驚)!
続きも楽しみに読ませて頂きます。
しかし、今さらながらこれだけのレベルの作品が創作出来ると他の作品を観ても楽しむ事は難しいのでは(汗)
(余計なお世話ですが)
2199にも本当はもっと色々と意見したいのではと思ってしまいます。
さぞ、自分だったらこうするのにと歯がゆいのでは?
(勝手な推測お許し下さい)
「スター・レッドに関しては構わない。明らかに2199の山本への影響が想定されるので、知っていることは価値があった。それに、精神寄生体の設定は山田ミネコとの関連性もあるので、ムダにはならなかった」
「山田ミネコが重要?」
「昔は山田ミネコのコミックを集めていたこともあるしな」
「萩尾望都じゃなく?」
「そう。百億の昼と千億の夜は読んだ事がある(忘れたけど)。でも同じ作者の作品を集めるまでには至らなかった。しかし、山田ミネコは最終戦争シリーズのみならず、アリスシリーズもふふふの闇も集めたぞ」
「アリスシリーズって何?」
「イギリスを舞台にした少女探偵ものだ」
「そんなにいいものなの?」
「男爵夫人(バロネス)ラムとか、少女時代の事件に大人になってもう1回戻ると全く違った真相が……というのは素晴らしくて泣ける。正義も分からなくなるし、自らの振る舞いに自信も持てなくなる」
「ふふふの闇は?」
「今気付いたんだけど、ヒロインの名前が赤闇。スターレッドもどちらも赤だな。これは興味深い」
「ひ~」
「結局最初に出た版とMF文庫版の両方を買ったわけで、同じ話をほぼ2冊ずつ持ってることになる。しかし、今はもう集めていないし、過去の話だな」
「分かった分かった。じゃあ、話を変えてラト姫物語を書いた人として、ヤマト2199には意見したい?」
「意見はあるが、大筋において今のヤマト2199には納得しているぞ」
「それはなぜ?」
「ヤマト2199の本質が、ヤマト1974で描かれるはずだった要素を実際に描く事にあるとすれば、自分のトラウマにジャストミートするからだ」
「それってどういうこと?」
「ヤマト1974には、本当なら描かれるはずだったものが多い。イローゼとか。それが実質的に名を変えて出ているのが2199だ」
「なるほど」
「それに、ヤマト2199は過去へ開いたワームホールとして機能している。実際にウルトラセブン、それも第四惑星の悪夢に飛べた。過去を確認したい自分には良好な特徴だ」
「それが重要?」
「そうだな」
「なら質問するけれど、ラト姫物語でもっと複雑な異星人異種族戦争ものをやっているわけだけど、それと比較してヤマト2199は単純とは言えないの? 出てくるとは肌が青いだけでただの人間だよ」
「それに対する答えはいろいろな理由で答えられない。どう思うのかは、読者が自分で決めることだろう。興味があったらラト姫物語 第3版を読んでくれ。以上としか言えない」
オマケ2 §
「自作品を訳知り顔で語るのはかっこ悪い。だから語らないという理由もある」
「ははは、君らしい」
「もっとも、毎々毎回ステージ上に出てきてネタ切れになるまでヤマトを語る出渕総監督を見ると、語った方が良い面もある……という気もしてきたよ」
「その心は?」
「アピールしないから読まれない、という側面はあるだろう」
「アピールしたら読んで貰えるの?」
「さあ」
「さあ、って何だよ」
「上手くやれば可能だろうけれど、上手くやらなければ逆効果だろう」
「まさかとは思うが」
「上手くやる自信なんてないからな」
「結局振り出しかよ」
「誤読も読者の権利……とはいうが、実は誤読のレベルにすら達していない読者層も今時は珍しくない。それどころか、ろくに読まずに悪口を言うとか、読まないで尻馬に乗るだけの連中も多い時代だからな」
「間違ったアピールをしなくても、目立つとそれだけで叩かれかねない世の中だね」
「まあ、オレが目立つ事は無いと思うけどね」
「ぎゃふん」