「ゲシュ=タム・ジャンプに対抗して考えた」
「何を?」
「ゲシュタポ・ジャンプ」
「は?」
ゲシュタポ・ジャンプ物語 §
「いつの間におまえ、収容所惑星に行ったんだよ」
「ゲシュタポの輸送機でジャンプしたんだよ」
「ゲシュタポ・ジャンプか!」
ゲシュタポの門 物語 §
「ゲシュタポの門を通るともう帰れないと言われているぞ」
「だから悶々としているんだ。別に反政府活動もしていないオレが、なんでこんなところに……。嘘だって付いてないんだぜ」
「そりゃおまえ。嘘を付かないで正直に生きすぎたからだろ」
「うそー」
どーめーる! §
「最近やったことは、娘に花を持たせてドメル将軍に渡したぐらいだぜ」
「それだっ!」
「えっ?」
「政敵も多いドメル将軍にシンパと思われたから粛正されるのだ!」
「えー」