「数が多いので、写真は上記のFlickrアカウントに上げてある」
「何枚?」
「53枚。2013年3月28日山手線ヤマトトレインというセットにある」
「ひ~。多すぎるよ」
今日の体験 §
「今日は外回りということしか分からなかったので、先頭車両はクハE230ないし231の520という情報を頼りに新大久保で張った」
「なぜ新大久保?」
「大きい駅は人が多くて混むから」
「なるほど」
「あとは万一情報が間違っていて内回りで来ても対処できる島式ホーム」
「ははは」
「しかし、以外と面白かった。埼京線の線路もあれば西武新宿線の線路もある。直流のくせにパンタを2つ乗せた電動車も走ってくるしDE10の単機回送まで見られた」
「ははは。パンタ2つって西武だね」
「しかし、徐々に暗くなってきて、"暗い、今は見えなくとも。サーチング、道しるべは浮かぶ"と呟いている途中で目的の列車が来て慌てて乗った」
「ひぇ~」
感想 §
「バリエーションは以外と少ない。同じ車両でも同じポスターが複数あった」
「誰があったの?」
「個別キャラでは沖田、古代、島、森、真田、デスラー、ドメル、スターシャ」
「少ないね」
「でも映像はけっこう長尺だった。こまめに切れて説明が入ったけど」
「へぇ~。じゃあイマイチ?」
「いや。よく考えるとあれでいい」
「なぜ?」
「乗車した人は通常車内を移動しないからだ。1人から見たせる範囲にダブりが無ければそれで十分。逆に乗車位置次第で太田や南部ばかり見せられたら面白くない」
「そうか」
「しかし乗車時間はそこそこ長いので、動画は長尺である意味がある」
「なるほど」
「渋い黒い背景といい、実はかなり良い雰囲気が出ていたと思うよ」
「客の方は?」
「客のほとんどは無視だね。気にしてもいない。熱心に映像を見ちゃってる人は1車両に1人ぐらいじゃないか?」
「失敗?」
「そうでもない。最初からヤマトなんて嗜好の強いタイトルだから、気にする人はかなり少ないと思って良い。1車両に1人ということは、おおむね100人に1人。これは凄いヒット率だよ」
「なるほど……」
別の感想 §
「女性キャラが森とスターシャだけ。これは良いことだ」
「なぜ?」
「島や真田やドメルを差し置いて、『新しいヤマトガールズです』って女の子を並べてアピールしても下品なだけだ」
「穴に落とされそうだね」
「そうそう。女性の目も盛大にある山の手線だ。下品はいかんよ、下品は」
「でも、下品をやりそうな雰囲気もあるじゃないか」
「男の子向けの下品なアニメに慣れすぎて、一般論としてそれは良くないという感覚が分からない人も多いのだと思う」
「ああそうか。ヤマトの女性ファンは、けして男の子向けアニメを理解する心が広い女性ではない……、そうではなく自分達の独特の世界を持っている……、という事実が分かっていない人もいそうだってことだね」
「事実かどうかは一切知らんよ」
「ぎゃふん」
「しかし、そういう前提を踏まえると、ヤマトトレインの中身は渋くて良かったと思う」
「下品には走っていないわけだね」
戦い終わって日が暮れて §
「当初、新宿から乗り込んで、新大久保か原宿で張って、渋谷で降りて終わろうと思っていた」
「帰りは井の頭線経由ってことだね」
「でも、あまりにも夢心地なので、新大久保から新大久保まで山手線に乗って一周してしまった」
「おいおい」