2013年04月01日
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感想・映画「シュガーラッシュ」

Written By: トーノZERO連絡先

「3月はほとんど映画館に行けなかった怨みがあるので、今日はシュガーラッシュを見てきた」

「どうだった?」

「面白かった」

「何を見に行ったんだい?」

「車を運転して不敵に笑う小さな少女」

「見られた?」

「うん」

「驚いたことは何かあるかい?」

「けっこう、えげつない虐めシーンとか、理不尽な描写があったのは良かったな」

「それでいいのかい」

「うんうん」

「他には?」

「現代的なFPSの世界と、レトロな8bit 2Dゲームの世界が共存してしまうのが面白いね。レトロゲームキャラは3D化し、FPSのキャラは目が大きくなってバランスを取っている」

「全体として、どんな映画?」

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズを連想した」

「は?」

「理由は両方を見れば分かる」

「他には?」

「エンディングがやたら凝っていた」

本質的には §

「本質的には貴種流離譚の一種ということになるのだろうな」

「それってどういう意味?」

「内緒」

「AKB48は?」

「ぜんぜん気にならなかったよ。素直に映画に溶け込んでいたと思う」

劇場では §

「劇場の雰囲気がやたら甘かった」

「は?」

「TOHOシネマズ渋谷で見たが、子供も多いが、それ以上に若い女性が多く、しかもほとんど満席」

「それが甘いってことね」

「まあ、お菓子の国のレースゲームの映画なら甘くてもいいわけだけどね。隣がずらっと若い女性ばかりだったのはびっくりした」

紙ひこうき §

「別に驚いたのがこれ」

「何これ?」

「短編アニメ。声が無い映画だけど、キャラの態度だけで何をしているのかが分かる。大した演出力だ」