「Windows StoreでAutumn Music Player 3が公開されたぞ!」
「Windows 8用のランダムプレイヤーだね。でも、Autumn Music Player 2と何が違うの?」
「うむ。良い質問だ」
「で、何が違うの?」
「技術的には全くの別物だ」
「なぜ?」
「Autumn Music Player 2作ったときには分かっていなかった知識が増えて、できないと思ったことができることが分かったのだ」
「何がやりたかったの?」
「Autumn Music Playerと同じ事。つまり、リモートドライブを含む任意のフォルダを指定できて、再起動しても続きを再生できること」
「Autumn Music Player 2はできなかったの?」
「うむ。ローカルコンピュータのミュージックライブラリしか再生できなかった」
「でもさ。Windows Store Appは任意のフォルダにアクセスできないのだろう?」
「一般論としてはその通り」
「まさか……裏技?」
「正面玄関から堂々と入ったよ」
「詳細を教えろよ」
「技術解説企画として売り込むからダメ」
「ケチ」
減らされたもの §
「Autumn Music Player 2の一部の機能はバサッと削った。だからバージョンアップ扱いはしていない」
「何が削られたの?」
「たとえば、ライブタイル。バックグラウンド再生用のソフトで再生中の曲を知るためにわざわざシェルに戻って見ないだろう」
「トーストは?」
「それは残した」
「他には?」
「除外リスト機能も省いた」
「なぜ?」
「自分で自由に編集できるフォルダを指定できるのだから、あまり重要では無いだろう」
「なるほど……」
感想 §
「Windows 8リリースに合わせて強引に作ったAutumn Music Player 2と、ある程度の技術的な理解を経て作った3ではまるで別物」
「そうか」
「そうそう。実は駅表のWindows 8版を作ろうとして、埋め込んだCSVファイルを読む方法が分からずに頓挫したが今はもう分かっているから、そんなの楽勝だ」
「どうするの?」
「ms-appx://とか、ms-appx-web://のURLで読めばいいだけだよ」
「じゃ、駅表 for Windows 8を作れよ」
「時間が無いし、そんなに面白いアプリにもならない」
「ひぇ~」