巨大看板 §
「京浜東北線ホームにありました」
「でかいな」
「でも全体で見渡すと特に大きいわけではない」
「ぎゃふん」
電気街口 §
「5mヤマトとヤマトガールと、PVなどを流す画面、放送開始までのカウントダウンなど」
「反響はどう?」
「みんなチラシを受け取るのそっちのけでヤマトガール写してた」
「ひ~」
「朝日版と読売版があり、新聞に入っていたのと同じものが配布されていた」
「時間帯によって違うの?」
「いや、両者混在で渡されていたようだ」
「それで中身は違ったの?」
「裏面がヤマトを正面から見た例のあの精密ビジュアルでおそらく同じ」
「第1艦橋に小さな人が描いてある絵だね」
「表はかなり違う。全く違い場合もあるし、同じ場面から取った絵でも違う絵を使っていたりするし、同じ絵で場所が違ったりする」
感想 §
「思わず立ち止まって見たりする人もけっこういたのは、明らかに熱心なファンじゃない人」
「そうか」
「あまり長く見続けないで、チラシもらって去って行くのも、本当は別の用事で移動している途中で遭遇してビックリしている証拠」
「わはははは」
「だから、長居しないのは正当なプロモーションが機能している証拠」
「なるほど……」
「しかし、秋葉原のヤマトの存在感があるのは泣ける」
「泣きながら見ている人がここにいるよ」
「沖田の子供達がいく……」
オマケ §
「読売版はだぶってもらってしまったので、帰りに桜上水の床屋さんのFace and Hair Sanoの佐野君に進呈してきた。見せて見せてと店長にせがむと見せてもらえるかもしれない」
「見せてくれる、とは言い切らないのね」
「あくまで相手の都合によりけりだろう」