「なぜ変態仮面なんだ」
「うむ。妖怪人間ベム、変態仮面、デロリンマンは自分が期待する三大奇怪ヒーローだからな」
「特別なのかよ」
「そうだ」
「感想はどうだい?」
- 予想外によくできたストレートな骨太映画
- 変態仮面という異物を受け入れるには、他はむしろストレートで正しい
- オープニングのスタッフの名前に凝った映画は良い映画、という経験則が当たった。
- エンディングもかっこいいし
- オープニングもかっこいいし
- スパッと切れる終わり方もかっこいい
- 最後の敵が巨大ロボなのは、意味がある。股間攻撃だからだ。股間がある巨大な敵である必要がある
「つまり、まとめるとなんだい?」
「変態は映画を作るための1つの材料として消化されていて、映画として良いかどうかだけが残る」
「じゃあ映画としては良かったのかい?」
「予想以上に良かった」
ロボ論 §
「ロボは嫌いだ。しかし、全てのロボを否定する気は無い。安易な必然性の無いロボは嫌なだけだ」
「この映画は?」
「最初ロボが出た時は『げっ。またロボかよ』と思ったけど、これは必然性のあるロボ。出てもいい」
「嫌なロボとは違うわけだね」