「序盤に関しては第3話だけ突出して出来がいい」
「そんなに?」
「第五章で『これは』と思ったカメラアングルと似た表現が既にあったりする」
「そうか」
「でもね。いちばん良いのは、最後の最後。波動砲を撃った後。南部が1人だけ浮かれているけど、他のみんなは重苦しい。凄いスピードでワープして修理して戦闘して波動砲撃って圧倒的に勝つけど、最後の最後に重苦しい。そこがいいよ」
「いいのかよ」
「勝って終わりなら、そんなヤマトは要らない」
「勝利か、クソでも食らえ、と言ってコスモガンを投げないとダメってことだね」
「うむ」
比較画像 §
「君の感想は?」
「下着があっても無くても一瞬で終わるから大差ない」
「えー」
「それから、下着が見えるのもヤマト1974の第4話。下着が見えたら間違いと言えない。そのあとで消えるけどね」
主題歌 §
「第1話の末尾の主題歌と比較して以下の違いを感じた」
- 錯覚かも知れないが、第3話の主題歌の方が聞きやすい
- ヤマトのタイトルが入る時のSEが追加されている
- 最後に飛び去るヤマトにSEが聞こえる
主題歌2 §
「主題歌はあれでいいと思うぞ。おいらは好きだ」
「ロック魂が無いとか言ってる人もいるよ」
「ロック以外の音楽ジャンルにはロック魂が無くて当たり前。むしろ無い方が正しい」
「妥協の産物じゃないのかい?」
「妥協の結果を立て直すために違う音楽の扉を開いたのなら、それはそれでいい」
「ファンが取り残されても?」
「耳に慣れれば感想は変わるさ。きっとね」
「本当に?」
「聞き流すだけで本当に聴いていない奴は知らないよ」
「ひ~」
次回予告 §
「次回予告が消えたけど、それでいいの?」
「いいぞ。なぜならヤマト1974に予告は無かったからだ」
「ぎゃふん」
ワープの元ネタ §
「ヤマト1974の第4話のワープ。原始人のカットの前のカットは、下から海面を見上げる海のカットと思えば思える」
「海中のイメージでいいわけだね」
オマケ §
「あのさあ、ヤマト1974の第4話のBパートって、ちゃーんちゃちゃの音楽で始まって古代のコスモゼロがミサイルを……ってなんで覚えてるの?」
「は?」
「いきなり遊星爆弾が見えていきなり第4話じゃないって分かるのはなぜ? 間違えて第1話再生していたよ」
オマケ・宇宙戦艦ヤマト画報感想 §
「新宇宙戦艦ヤマト。2000年から漫画は連載中。2002年に新宇宙戦艦ヤマトのTVシリーズ放送、2003年夏には劇場版って書いてある。凄いな」
「実現したのは漫画版だけだね」
「しかし、途中で尻切れトンボ終わっている」
「ひ~」
「この本、細かい情報が多いので役には立ちそうだが、とても最初から最後まで読めるものではない。情報が多いだけであまり整理されていないならだ」
「どんな風に?」
「よく知ってるものも、レアなものも混ざっている」