「森雪はユリーシャではない、と明確に描かれた第五章」
「うん」
「しかし、森雪の謎は更に深まった」
- いきなり船務長をやれる
- 100式空偵を手足のように操る
- 戦闘機も飛ばせる(と豪語する)
- 1年以上前の経歴が不詳
- イスカンダルのカプセルを持っている
- ユリーシャと一緒に事故に遭っている
- サーシャと似ている
- 機械のような声で喋るよく似た別の誰かがいる
「それで?」
「若い割に優秀すぎる。そこでひらめいた」
「なに?」
「森雪=セクサロイド=ユキ7号説」
「なぜ7号……」
「観測員9号の仲間だ」
「えー」
「すると、森雪が特別であることが分かる。国家予算並みの資金を投じて作られたからだ」
「製作者が作るとほんの実費だろう」
「まあまあ」
「しかし、雪がユキになる理由がワカラン」
「しばしば森雪の表記はユキなのだ」
「しかしそれでも……」
「ではとどめの一発。14話で、雪が覚醒するときのテロップは、ユキ→雪なのだ」
「ひ~」
結末 §
「最終回の結末が読めた」
「なんだよ」
「森雪は死ぬ。しかし、ウーダン老人が登場し、復活させる」
「復活はほんの実費だね?」
「そして一晩ユキを貸せと言われて古代は泣く」
「ひ~」
「でも、記憶が無い森雪は思い出を語られても何も分からない」
「ひ~」
「寝取られ願望まで満たせて最高の結末だぞ」
「あらへんあらへん」