2013年06月02日
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続・とりあえず明日放送の「時計仕掛けの虜囚」だけは見ておけ (もう今日だ)

Written By: トーノZERO連絡先

Subject: とりあえず明日放送の「時計仕掛けの虜囚」だけは見ておけ

Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20130601093957

名前: パパーン

本文:

トーノ様

いつも楽しみに拝見しています。パパーンと申します。

さて、6/2は9話の放送ですが、小生は別の意味で注目しています。

これまでの話の流れを見返すと、ユリーシャの覚醒は、この9話がカギになっていると思われます。

そうです、ガミロイド兵 オルタとの精神的(電子的?)な接触です。

以下、妄想交じりの推論です。

ユリーシャは、地球に来て間もなくテロ或いは事故で重傷を負う酷い目に遭いました。

この時、ユリーシャは心を閉ざし、意識の奥に引きこもりました。

17話の真田さんの話によれば、ヤマトはユリーシャの記憶をたどって、イスカンダルへ航海しています。

ということは、2199の世界には、生きている人間の記憶を読みだす手段が実用化されていることになります。

古代の反応を見ると、その手段はあまり好ましくない、非人道的な手段なのでしょう。

ユリーシャは、この非人道的な手段で記憶を探られたことで、ますます心を閉ざしてしまいます。

そこに、地球文明以外の、彼女も既知のガミラス的なモノが接触してきたことで、彼女は外界に興味を持ちます。

地球文明以外の何かが近くにあると、そして問います「お前は誰?」と。

そして、続く10話では自動航法装置にある体から精神を遊離させて百合亜に接触します。

その後、徐々に精神の活動範囲を広げて、艦内をさまよって百合亜の夢の中に入り込み、14話では百合亜が活動中に憑依するまでになります。

ちなみに、17話で南部たちがイスカンダル人の精神が他人に憑依することを、あっさりと受け入れていましたが、これは、14話でミレーネルの精神攻撃を受けたことから、「ガミラスの様に進んだ文明には、精神を操れる何かがある」と納得していた為と思われます。

以上、長々と私見を披露して申し訳ございませんでした。

これからも楽しみにしております。

「君の見解は?」

「うむ。このメッセージを見ていて、実は劇場公開時には分からなかった第9話の重要な演出上のポイントに気付いたぞ」

「それはなに?」

「オルタがひたすら繰り返す『女神』。それは自動航法室のユリーシャのことだと思っていいだろう」

「うん」

「そして第9話で真田と一緒に行動する女性は誰か」

「岬」

「ではユリーシャが憑依するのは?」

「岬。あっ」

「だからね。オルタを気に掛ける岬という構図は、実は岬≒女神≒ユリーシャと解釈すれば、ユリーシャとオルタの間に特別な関係があることを示し、オルタが認識していた艦内の味方とはユリーシャなんだ」

「なぜユリーシャが味方に直結するんだ」

「だって、心配してきてくれたのは岬、真田、アナライザーで、アナライザーは当事者、真田は副長で、岬だけ理由が無いんだよ」

「だから岬が味方に対応するわけだね。でも、ほんと?」

「さあ、それは分からない」

「ぎゃふん」

宇宙戦艦ヤマト

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