「実はCodeplexを使ってやろうと思っていて、準備もしていたのだ。テストプロジェクトの作成から削除まで。それから、実はANGFから開発用の機能を完全に分離してCodeplexで無償公開できるレベルまで持っていって準備した公開用のソースも準備があるのだ」
「なら、なぜこれが最初?」
「ただの思いつき」
「ぎゃふん」
どんなソフト? §
「ハードディスクに同じ画像が何枚もあるって、よくある状況じゃないか」
「うん」
「で。ハッシュ値を調べて同じファイルを報告して1つを残して消すツールを作ったのだけど、実はこれでは上手く行かなかった」
「なぜ?」
「リサイズしたものや、再エンコードしたものなど、バイナリーが違ってしまったファイルが意外と多い。でも、違う画像とは言えない」
「そうだね」
「それらを上手く判定して同じ画像を探したかった。たとえば、以下のような画像を同じと見抜いて、小さい方を削除したいわけだ」
「それがNearColorCheckerってことだね。でも、なぜ近い色のチェッカー?」
「色情報に着目したから。同じ画像なら同じような色になるはずだという事実に着目して、平均した色情報で比較している」
「バイナリーが違っていても、同じような色になるはずだってことだね」
「そうだ。だから色が似ていると誤判定する可能性がある。自動では消さないようにしてある。目視で判定して消すのが基本」
感想 §
「ClickOnceでCodeplexに発行したら、うっかりファイルの作成先とアップデートのチェック先を混同して1時間ぐらい無駄にしてしまった」
「わはは」
「ドキュメントは正しかった。読めなかったのはおいらの問題」
「ドキュメントはあてになったということだね」
「そうそう。やはりMSのサービスだ。そこはドキュメントがいい加減なことが多いOSSと違うところ。だからもっと信用してきちんと読めば良かった」
「後悔先に立たず」
「それからNew Releaseの方法が分からず慌てた。どこにも書いてなかった。でも良く見ると最初にチェックしたページにNew Releaseってリンクがあった。小さいけど隠されているわけでも無く、落ち着いて見ればすぐ分かったはず」
「まずは落ち着けってことだね」