2013年06月28日
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第六章後半2話は支持されているか?

Written By: トーノZERO連絡先

名前: しまりん

本文:

こんにちは、はじめまして、しまりんと申します。

トーノ様の記事は「ヤマト復活篇」の少し前あたりから拝読しておりました。

私は、「さらば」をリアルタイムで劇場で観て以来の女子ヤマトファンです。トーノ様のブログにも、ヤマト関係でネットを泳いでいる時に偶然たどり着きました。

それ以来、ずっと読み続けておりました。

ヤマト以外のアニメの話題のほかにも、模型やミリタリー系の話題など、やはり男性の書かれる記事だなあ、とある意味新鮮です。

私がよく見るヤマトサイトは、女性が管理人さんのところがほとんどなので、なんといいますか、視点の違いが興味深いですね。

私は、申し訳ありませんが模型やミリタリーはわからず、正直あまり興味も持てないのですが、それでもがんばってトーノ様の記事を読んでいます。

以前、トーノ様が、「ヤマトはあまり女性ファンは多くないかも…」というようなことをおっしゃっておられたように記憶しておりますが、(うろ覚えですみません、もし違っていたら謝罪いたします)そんなことはないですよ、ヤマト女性ファンは相当数存在してます!ただ、やはりピカデリーでのイベント上映を見る限り、圧倒的に男性が多いですね~、毎回、ロビーの一見してヤマトファンとわかる男性陣の多さにはびっくりします。男子トイレに行列が出来ていますもんね、こんな光景は他では見たことありません(笑)。

今回6章のヤマトーク感想を読み、メールを差し上げてみようかな、と思いました。

6章に関しては、公開前からやはり目玉は七色星団、ドメルVSヤマト という感じでした。

もちろん私もそう思っていたのですが、正直、1回目を見終わったあとは、なんだか肩透かしを食らったような印象でした。

期待しすぎていたせいか、思っていたよりあっさりしていた、前半でヤマ場が終わってしまった…という感覚でしょうか。

でも、6章を見直しているうち、後半の2話が、じわじわきたのです。

初見で、「これはもしかして、形を変えた「永遠に」では!?」と感じました。

実際、永遠に、を思い起こさせるシーンがいくつもあります。

私は昔から古代君ファンです。女子ヤマトファンには、古代君のファン、そして古代君&ユキのカップリングのファン は多いと思います。

そういう層に、後半2話は結構ツボのように感じます。

実際、ここのところの女性管理人様のヤマトサイトでは、「アツい古代君が見たい!」という声が多いです。

それは、この2話で、今までおとなしかった2199古代君が、ユキのことでちょっと感情的になってきたからでしょう。

やっと少し彼らしくなってきた感じでしょうか。「古代君、もっとアツくなって!」というのが女子の希望です(笑)

そこで私が注目したのが、トーノ様の「後半の2話で、すごく繊細な心理描写ドラマが進行するのだ。」という文でした。

ノランや古代君の心理が、セリフではなく、映像で十分に表現されていると思うのです、私も。

後半2話は、いろいろなところで「作画の乱れ」について取り上げられることの方が多く、

内容面については、前半2話に比べ、地味な扱いになっているようです。でも、女性ヤマトファンは、後半部分、結構注目していると思いますよ。

もっと言うと、鈴村さん目当てで来た女子の方々にも、もしかしたらこういう部分が受け入れられたのではないか、と私なりに想像しています。

古代君に関していえば、元祖「永遠に」よりも、むしろ丁寧にその心理が描写されているように個人的には感じています。

男性ファンには、バトルやミリタリーの部分で、なんといってもアピールするのは前半2話でしょう、もちろん!

でも、地味ながら、後半2話を評価している女子ファン、お気に入りになっている女子ファンがそこそこいるはずです~。

トーノ様の記事を読んで、共感できる部分が多かったので、勇気を出してメールさせていただきました。

長々と申し訳ありませんでした。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

これからも記事を楽しみにしております。

「君は「ヤマトはあまり女性ファンは多くないかも…」って言った?」

「言ってない!」

「なぜそう言いきれるの?」

「なぜって、OUTで最初に見たアニパロマンガは、古代の裁判のマンガで、オチが陪審員全員が古代ファンの女性という衝撃の内容だったから」

「それだけ?」

「それにSBヤマトのとき、どれだけ木村ファンと古代ファンのお姉さま方の隙間で小さくなって画面を見ていたか。分かるかっ!」

「わははは」

「だからね。ヤマトファンの半分は女性で、勢力の強さは男性陣を上回るのだよ。2199は、その点で有力ファン層の取り込みに失敗しているような雰囲気はある」

「どんなところで?」

「若い女性キャラを並べてエッチな描写を重ねて最終的にエロ同人誌で回収されていく典型的な『萌えビジネスモデル』に回収させようと考えている、そうするのが最善と考えている、それ以外は扱い方が存在しないと考えている関係者がいるのではないか、と考えられるふしもある。でも、そのビジネスモデルは最近流行の萌えアニメでは成立しても、ヤマトでは間違い」

「どう違うわけ?」

「それが当たり前だと思っている人が多くいると思うけど、思ってない人も非常に多い。そういうモデルが成立する前の作品だからね。だから、非常に多くの潜在顧客を取りこぼす」

「君の最終的な意見は何?」

「だからね。女性ファンは大切です。女性は敬うべきです」

「じゃあ、君は男性ファンが大好きな戦闘シーンを差し置いても愛を前面に出すべきだと思うわけ?」

「ちちち。男性ファンは戦闘シーンが大好きと誰が決めた」

「違うの?」

「そうさ。だって、おいらはヤマト1974でのイチオシはフェアウェルパーティーで戦闘シーンは無し。2199なら第12話が好きで、あれも最後の魚雷一発以外に戦闘シーンが無い」

「戦わないヤマトがいいわけ?」

「そうさ。戦いは問題の本質でも何でもない」

「本当にあれでいいの?」

「そうそう。古代と島は口論しているのに、割りこんできた南部を追い出すときだけは息がピッタリ。あれがいいわけだ」

「えー」

「第六章に関してはいろいろ思うところがあるが、とりあえず目玉は後半2話と見なしている。意見は同じだろうと思うよ」

「あんなに凄い映像の七色星団よりも?」

「その通り。沖田とドメルの愛がどれほど深くても、それはそれ」

「愛って……」

「でもまあ、どこを目玉と見なすかはちょっと違う」

「というと?」

  • しまりんさんは古代
  • おいらはノラン

「ちょっと違うね」

「でもね。言いたいことは分かる。いえ分かるような気がします。つらくても努力します」

「何を努力するんだよ」

「だからさ。古代は実は初めて本物の主人公になったんだよ」

「なぜ?」

「1974の古代は兄を失って主人公になった」

「2199の古代はあまり引きずっていないね」

「そうだ。しかし、雪を失って彼は主人公になった」

「雪を奪われた古代は壮絶だものね」

「そうそう。しかも、そこでサーシャの代わりにユリーシャがやってきて誘惑するのだ」

「誘惑?」

「そうそう。だって、悪魔の囁きだよ。命令されてもいないのにシーガルにユリーシャを乗せて発進させちゃうんだぞ」

「アブナイ古代」

「しかも、ユリーシャをコスプレした森雪と思い込んだ伊東まで乱入して……。あっ!」

「なんだよ急に」

「ユリーシャを森雪と思い込んで見ている藪の顔が赤くなっていて可愛いのだよ」

「ひぇ~」

「薮まで可愛い第六章後半2話。見どころ満載だ!」

「見ているところがまるで違う」

「森雪扱いされてむくれるユリーシャも可愛いよ」

「オマケ扱いかよ」

「あっ!」

「なんだよ」

「森雪扱いされてむくれるって、永遠にのサーシャそのものだ」

「えー」

「ユリーシャはやはり、登場するのが早すぎたサーシャなんだよ」

「ノランはアルフォン?」

「ノランはね、(ノボ+アルフォン)/2または(ノボ+アルフォン+ロラン)/3だろうね」

「聖悠紀版の敵兵士のノボだね」

「ガミラス外人部隊だ。森雪をさらって、古代が凄く怖い顔になる」

そこで気付く §

「ああっ!」

「なんだよ」

「あのさ。2012年のキャラホビの2199ブースで幻の聖悠紀版も展示されたのだ」

「それで?」

「記憶があやふやなのだが、ノボが出てくるところが展示されていたような気がする」

「それってまさか。ノボに似たキャラが出てきますよ、という壮大な伏線?」

「いや、既に記憶があやふやなので分からない」

第六章後半2話は支持されているか? §

「どの程度の割合か分からないが、ヤマトークの時の上映の拍手の雰囲気からして、手厚い支持はあると思う」

「あると良いと思う?」

「思う。だって、単なる宇宙戦闘の凄みだけならギャラクティカに負けるから」

「えー。あれだけやって?」

「そう。でもね、古代、ノラン、森雪、セレステラ、デスラーなどの『立場と本音の解離』を見ていけば、そこにはドラマの深みがあるよ」

「つまり、そこが見どころだと思うわけ?」

「ヤマト1974だって、本当の見どころは戦闘よりも殴り合う古代と島とか、捕虜を殺しに行って自殺を止めちゃう古代だったりするし」

「ホントに?」

「ホントホント。おいらの趣味は七色星団よりも、フェアウェルパーティー」

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