「2199の目的地はサレザー!」
「サンザーではないわけだね」
「2199の狙い目の路線が原点回帰であることが良く分かる」
「サレザーって言ってる例は多いもんね」
「でも、あとからサンザーに固定化された」
「そうか。それでめでたしめでたしだね」
「そうでもない」
「なぜ?」
「サンザーだと信じ込んでいるファンは、2199が間違えてしまったと『僕の素晴らし知識』をひけらかすだろうから」
「ぎゃふん」
「2199のコアスタッフの方がそのへんのファンよりも遙かに知識は深い」
オマケ §
「レンタルCD探すのに疲れたので、TSUTAYA DISCASというサービスの会員になってしまったよ」
「探さないでいいの?」
「ネットでリストに登録しておくと、順次勝手に届く。返却すると次が来るイメージ」
「へー」
「とりあえずギャラクティカ4シーズンと惑星ソラリスはリストに入れた」
「どうなったの?」
「ギャラクティカの最初の2枚が来ている」
「見たんだね?」
「1枚目をね。長さは180分もあった」
「感想は?」
「最初の2時間分は見たことがあったけれど、残りは初見。ところが、面白い上に、いろいろな意味で見たことがあるような映像で驚いたよ」
「いったい何を見たんだい?」
- 移民船団のワープをヤマトが盾になって守った
- パルスレーザーが掃射開始した
- 移民船団はなんだか宇宙にある穴のところでワープした
- 沖田艦長はイスカンダルには放射能除去装置があると嘘をついた (理由は希望だと言った)
- ワープぎりぎりまで山本の着艦を待った (山本はなぜか女になっていた)
- 自分の保身しか考えていないゲールはなぜか生き延びて出世した
- ガミラスと戦争中だというのに、地球人が地球人に銃を向ける事態が起きた
- 骨董品のコスモゼロが大活躍
「おいおい。いったい君は何を見たというんだ?」
「ギャラクティカ」
「嘘つけ!」
「嘘じゃない。嘘じゃない!」
オマケ2 §
「それだけ?」
「いや、見ていてもっとオルランドのマークIIファイターへの既視感がもっと強くなったよ」
「どこが?」
「このへん」
- 機首を180度上げて機体を上下に反転させて後に向かって銃撃
- 艦の側面方向に上下左右から駆動されるカタパルトで射出される
「なんで機体を反転させて後に向かって撃つわけ?」
「宇宙戦闘機は特に外部からの力を受けていないとき、慣性質量で等速直線運動を続ける。そのとき、機体の向きは関係ないんだ。だから、機体を後に向けても構わない。それで前方固定の武装を使用して後に撃てる。オルランドの宇宙戦闘機に想定した戦闘機動だ」
「艦の側面って?」
「オルランドの2Kクラスのバトルクルーザーのカタパルトは、艦の側面に向かって横向きに設置されている。現用の空母のような甲板上に設置されたカタパルトではなく、粒子加速器的な上下左右から加速される形のカタパルトだ。それで撃ち出される宇宙戦闘機と酷似したイメージを見てしまうと、ちょっと驚くよな。しかも、断面が四角や丸じゃないんだぜ」
「君の考えたカタパルトはどんな形なんだい?」
「マーク3アタッカーの形状に合わせで切り抜かれている」
「しかし、読者のほぼ全てはオルランドに興味無いと思うよ」
「ただのぼやきだ。気にするな」