2013年07月30日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 6441 count

訃報・伊藤秀明氏

Written By: トーノZERO連絡先

「びっくり」

「哀悼の意を表し、敬礼」

「ところで、伊藤秀明氏ってサンダーバード研究家だよね。君がこのあいだ言及していた」

「ばっかもーん」

「あんた沖田艦長か」

「これを見ておけ」

★超ど級「ヤマト」マニア・伊藤秀明の戦歴より

1975年 私設ファンクラフ「ヤマト・アソシエイション」編集下っ端

1977年 月刊OUT6月号「ヤマト特集」編集下っ端

1977年 雑誌用セル画イラストレーター兼編集者として活躍

1983年 ラポート刊ヤマト大事典・編集

1984年 「サンダーバード」商品収集&研究に没頭、関連本編集で活躍

1999年 劇場版「ヤマト」5作品DVD解説ライナーノーツ・編集

2000年 「宇宙戦艦ヤマト」DVDメモリアル・ボックス64ページ解説書編集

2008年 1/700プラモ付きTV「ヤマト」DVDボックス・24ページ解説書編集

過去・現在・未来 §

「それで君が名前を意識したのはいつ?」

「DVD-BOXの解説かな。かなり目から鱗の凄い話が多かった」

「ふーん。サンダーバードじゃないのね」

「しかし、第七章を前に逝ってしまわれたとは、惜しいタイミングだ」

「そうだね」

「しかし、自分から見ればアニキ世代の彼が亡くなられたということは、自分もそろそろやばいわけだ」

「他人事じゃないわけだね」

「そうだ。親爺世代の訃報とは違う」

「第七章を見る前に死ぬなよ」

「わしは死なん。第七章を見るまではけして死なん」

「それって、第七章さえ見れば死んでもいいって聞こえるよ」

「ハセガワのガンビアベイ完成するまでは死ねない。それに、イエサブからズベズダのA-90オリョーノク半飛行式高速艦が届いたという連絡があったばかりだ。これも完成させねば。あとAirfixの1/76クルセイダー巡航戦車も探してるんだ。難しいけど。ついでにエッシー/イタレリの1/72シャーマンも欲しいんだ。ノーマル型とカリオペタイプと」

「君は当分死ねそうにないね」

「とりあえず、言いたいことはいくらでもあるが、とても言葉にならない」

「言葉にならないっていうのが、言葉にされた弔意ってことだね」

「一言多いよ」

宇宙戦艦ヤマト

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