2013年09月05日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 2672 count

第七章でいちばん良いシーン【ネタバレ注意】

Written By: トーノZERO連絡先

「第七章で一番いいのは、やはり……」

「水着!」

「じゃなくて」

「えー」

「水着なんて、他のアニメで山ほど見られるだろう。実写でも」

「君は違うの?」

「やっぱり総統府からの波動砲の一撃と、それを下から見ているヒスとヒルデ。ここがいちばん良いと思うよ」

「どこがいいんだい?」

「演出も映像も良い。でも象徴的な意味合いも良い」

「何を象徴しているの?」

「ヒルデはヤマトが太陽系にいるときから既に登場している。ヒスもだ。しかし、ヒルデは父がヤマトと戦ったことを除けば凄く普通のガミラス2等市民なのだ。」

「それで?」

「最も無能と見みられたガミラス高官の1等市民が彼女を抱いて、波動砲を見ている。ここで、差別は乗り越えられると言うことが分かるし、実はヒスは差別意識を乗り越えたのだとも言える。差別意識さえ乗り越えられれば、ガミラスはもっと良い国になる」

「あそこはヒスとヒルデだから意味があるってことだね」

「タランとメルダじゃダメだってことだ」

宇宙戦艦ヤマト

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