「1つ気付いたことがある」
「なんだい?」
「ヤマト2199で波動砲を撃った先」
- 浮遊大陸
- グリーゼ581のコロナ
- 異次元空洞の境界
- バラン星のコア
- 633工区
「全て目標は人ではないわけだね。浮遊大陸では人を巻きこんでしまったけど。その後はストイックにやっているのだね?」
「そうだ。敵艦に向けても撃っていない」
「なら、それはそれで良いじゃないか」
「ヤマト1974では、そんなストイックな禁忌感は無かったのだけどね」
「それが話題か」
「いや違う」
「なんだよ」
「633工区に人がいなかったとなぜ言い切れる」
「は?」
「バラン星のコアだって、人がいないとは言い切れないし、あの状況では射線上の敵艦が巻きこまれた可能性は高そうだ」
「まさか……」
「波動砲が人を殺した可能性はあるね」
「ましてデスラー砲は人を殺すために撃たれようとした」
「スターシャが抗議するわけだ」
「だがヤマトの波動砲も血塗られているかもしれない」
だがしかし §
「実は、633工区を波動砲で撃ったとき、撃ったのは古代では無く南部なのだ」
「まさか」
「汚い仕事は南部がかぶる。古代は美しいイスカンダルをバックに森雪といちゃいちゃ」
「パラダイスだね(古代には)。でも、本当はパラダイスではなくバイオレンスかもしれないと」
「南部が男になったと喜ぶ意見もあるが、よごれちまった可能性もある」
「汚れちまった南部ファンの悲しみに。今日も南部は雪にふられまくる」
オマケ §
「633工区の元ネタといえば」
「633爆撃隊だね?」
「いやきっと、小学校6年、中学3年、高校3年で633制」
「たぶん違うぞ」
オマケ2 §
「633爆撃隊の見どころを教えてくれ」
- モスキートが見られる
- 蛇の目ミッチェルが見られる
- マイルズ・メッセンジャーが見られる
「君のお勧めは?」
「蛇の目ミッチェル」
「ミッチェルが好きなの?」
「そうだな。垂直尾翼2枚あるし」
「垂直尾翼の枚数で好き嫌いを語る人が来たよ」
「でもね。いちばん大好きなのはマイルズ・メッセンジャー」
「は? なにそれ?」
「垂直尾翼3枚あるし」
「垂直尾翼の枚数で好き嫌いを語る人が来たよ」