2013年10月02日
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ヤマト2199は13番目の解釈なのか?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「出渕監督は100人いれば100のヤマト像があると言うが、自分は違うと思う」

「10人いれば11のヤマト像があるわけだね?」

「そうだ。しかし、11で終わりではない」

「は?」

「最大公約数的なヤマト像が12番目の解釈として浮上する」

「10人いると12のヤマト像があるわけだね」

「その12番目が新宇宙戦艦ヤマト・コスモロード2199となるわけだ」

「新宇宙戦艦ヤマト・コスモロード2199ってなに?」

「2199第1話の絵コンテに描いてあるタイトル」

「それで?」

「しかし、おそらくヤマト2199は最終的にそれとは同じになってはいない。軌道修正しているふしが見られる」

「それで?」

「だからね。ヤマト2199は12番目の解釈をベースに更に修正を加えた13番目の解釈ではないかと思うわけだ」

「ヤマト2199は13番目の解釈なのだね」

「だから、それはおそらく出渕解釈とはまた違うものだと思う」

「属人的な個人解釈とは違うわけだね」

「そう。どのスタッフの解釈とも違うと思う」

「でも、君は個々のスタッフのピュアな解釈も知りたいと思うわけだね?」

「そうだ。でも、それはアニメとして実現するのは難しいだろう」

「なぜ?」

「アニメは集団作業なので、どうしても公約数的にならざるを得ない」

「どうすれば属人的な解釈が見られるわけ?」

「小説とかコミックとか鷹の爪とか、1人で作れるものを経由するしかないだろう」

「ちょとまてい。鷹の爪ってなんだ?」

「ほとんど1人で作っている映像なので。特に初期のFROGMANは本当に1人で作っていた」

「鷹の爪はヤマト関係かよ」

「いや。むしろSW」

「なんで?」

「助けてオビワン・ケノービ、あなただけが頼りです、的な映像がストーリーと関係無く入っていた」

「ぎゃふん」

「鷹の爪の最初の映画も、敵の大将が実は父親ネタだったし」

「どこの逆襲ネタですか」

「それはそれとして、14番目の解釈が出てくる可能性も出てきた」

「新作映画だね」

§

「逆にいえば、俺は俺の解釈を提示しなければならない」

「亡霊戦艦ヤマトだね」

「そうだ。あらゆる矛盾を受容するなら、あれは亡霊として解釈するしかない」

「矛盾の無い正しい解釈は有り得ないわけだね?」

「そうだ。それがヤマト1974だ。サイズもそうだが形状だってカットごとに変化する」

「模型の統一スケールも意味が無いわけだね?」

「そうだ。無い」

「それは2199解釈とは違うわけだね?」

「そうだ。違う。違うが2199否定では無い」

「別の解釈としてはありなんだね?」

「他人には別の解釈があるのは出発点だ。それに、面白いか、金を払う価値があるか、という観点からは合格なので、文句を言うべき対象ではない」

「でも違うんだね?」

「そうだ。でも、その差が面白いところでもある」

「なんで?」

「同じものを見ているのに違う解釈が出てくる。その違いが面白い」

「もしかして、そこが最大の見どころ?」

「そうだな。ある意味で最も面白いところだ。それにも関わらず違うと言って非難するのは野暮だ」

「薮か」

「野暮だよ」

「えー」

「他人は違う解釈を持っている、という事実を受容しない限り、永遠に本当のヤマトには乗れない」

「でもヤマトに乗っている気だよ」

「井の頭公園のボートにマジックでヤマトって書いて乗った気になっているだけだ」

「でもさ。みんな思い描いたヤマトが違うのに、一緒に乗れるものかね?」

「うん、いい質問だ」

「君には解釈があるわけだね?」

「だからさ。ヤマトには1つの形が無いんだ。第3艦橋が存在するといった漠然とした共通認識があるだけでたった1つの形が存在しない」

「それがヤマトってことだね」

「そうだ。しかし、軸に同じ価値認識があるから一緒に乗ることはできる」

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 宇宙戦艦ヤマト成立の時代背景を検証した研究書です。ブログに書いていない話題も多く収録しています。是非お読みください。Android/iPhone/iPad/Windows PCなどですぐ読めます。Webブラウザ用のリーダーもAmazonから提供されています。

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「出渕監督は100人いれば100のヤマト像があると言うが、自分は違うと思う」

「10人いれば11のヤマト像があるわけだね?」

「そうだ。しかし、11で終わりではない」

「は?」

「最大公約数的なヤマト像が12番目の解釈として浮上する」

「10人いると12のヤマト像があるわけだね」

「その12番目が新宇宙戦艦ヤマト・コスモロード2199となるわけだ」

「新宇宙戦艦ヤマト・コスモロード2199ってなに?」

「2199第1話の絵コンテに描いてあるタイトル」

「それで?」

「しかし、おそらくヤマト2199は最終的にそれとは同じになってはいない。軌道修正しているふしが見られる」

「それで?」

「だからね。ヤマト2199は12番目の解釈をベースに更に修正を加えた13番目の解釈ではないかと思うわけだ」

「ヤマト2199は13番目の解釈なのだね」

「だから、それはおそらく出渕解釈とはまた違うものだと思う」

「属人的な個人解釈とは違うわけだね」

「そう。どのスタッフの解釈とも違うと思う」

「でも、君は個々のスタッフのピュアな解釈も知りたいと思うわけだね?」

「そうだ。でも、それはアニメとして実現するのは難しいだろう」

「なぜ?」

「アニメは集団作業なので、どうしても公約数的にならざるを得ない」

「どうすれば属人的な解釈が見られるわけ?」

「小説とかコミックとか鷹の爪とか、1人で作れるものを経由するしかないだろう」

「ちょとまてい。鷹の爪ってなんだ?」

「ほとんど1人で作っている映像なので。特に初期のFROGMANは本当に1人で作っていた」

「鷹の爪はヤマト関係かよ」

「いや。むしろSW」

「なんで?」

「助けてオビワン・ケノービ、あなただけが頼りです、的な映像がストーリーと関係無く入っていた」

「ぎゃふん」

「鷹の爪の最初の映画も、敵の大将が実は父親ネタだったし」

「どこの逆襲ネタですか」

「それはそれとして、14番目の解釈が出てくる可能性も出てきた」

「新作映画だね」

§

「逆にいえば、俺は俺の解釈を提示しなければならない」

「亡霊戦艦ヤマトだね」

「そうだ。あらゆる矛盾を受容するなら、あれは亡霊として解釈するしかない」

「矛盾の無い正しい解釈は有り得ないわけだね?」

「そうだ。それがヤマト1974だ。サイズもそうだが形状だってカットごとに変化する」

「模型の統一スケールも意味が無いわけだね?」

「そうだ。無い」

「それは2199解釈とは違うわけだね?」

「そうだ。違う。違うが2199否定では無い」

「別の解釈としてはありなんだね?」

「他人には別の解釈があるのは出発点だ。それに、面白いか、金を払う価値があるか、という観点からは合格なので、文句を言うべき対象ではない」

「でも違うんだね?」

「そうだ。でも、その差が面白いところでもある」

「なんで?」

「同じものを見ているのに違う解釈が出てくる。その違いが面白い」

「もしかして、そこが最大の見どころ?」

「そうだな。ある意味で最も面白いところだ。それにも関わらず違うと言って非難するのは野暮だ」

「薮か」

「野暮だよ」

「えー」

「他人は違う解釈を持っている、という事実を受容しない限り、永遠に本当のヤマトには乗れない」

「でもヤマトに乗っている気だよ」

「井の頭公園のボートにマジックでヤマトって書いて乗った気になっているだけだ」

「でもさ。みんな思い描いたヤマトが違うのに、一緒に乗れるものかね?」

「うん、いい質問だ」

「君には解釈があるわけだね?」

「だからさ。ヤマトには1つの形が無いんだ。第3艦橋が存在するといった漠然とした共通認識があるだけでたった1つの形が存在しない」

「それがヤマトってことだね」

「そうだ。しかし、軸に同じ価値認識があるから一緒に乗ることはできる」

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