p13
TUのタイミング、ストロークは74年版のものと同じにしたいです。まんまのCUTあります。
p39
徳川は何をしに艦長室に来たんだろう? (欄外)
p49
招待状、ギャッポー
p58
首をかしげるアナライザーは「ハテナ」とは言っていない。(アドリブ? 言わない方が良かった気がする)
p59
ええんじゃよ、の佐渡の言い方の理由は戦死負傷者報告リスト (実際の画面で見ているのは森雪)
C164~C200
カットされた部分。凄い。特に島と山崎のやり取り
p122
ここの古代君の芝居濃く。Aパートで我慢した分ドバドバ泣かせましょう!!
p150
前の起動(守)は暴走。今回の起動は優しい(沖田)
p169
総監督宛の遅れて済みませんの言葉
問題はどこか §
「実は些細な違和感が解消された」
「些細な違和感って?」
「アナライザーのハテナ。あれは違和感があった。もともとは無いのが分かった」
「他には?」
「実は細かい伏線が投げっぱなしになっている部分が多くある。まあ話として沖田の話と古代の話と森雪の話が終わってればそれでいいわけで、それでいいわけだけど、重箱の隅を突くと終わってない話が多くある」
「具体的には?」
「山崎と島の関係とかね」
「それで?」
「絵コンテではちゃんと山崎と島のねじれが解消されて終わっている」
「何か意見があるわけ?」
「実は全く違う展開を予想していた。山崎はガミラスに改造されたサイボーグスパイで艦内で破壊活動を行うのかも、と思った。要するに、この話がここで終わるのは居心地が悪い。でも絵コンテではちゃんと考えられていた」
「南部のお見合い写真みたいなものだね」
「あれはちゃんと第25話冒頭の新作カットで回収された」
「で、絵コンテの終わり方は君の予想と違うけど、それでいいわけ?」
「大OKだ。ヤマト2199の結末が分かった上で考えるならこの方がいい」
問題のオマケ §
「じゃあ、結末が分からない段階で、なんで山崎サイボーグ説を考えたわけ?」
「うん。破壊活動するスパイは正体を隠して真田を殺すんだ」
「石津嵐版だね。で、真田が死ぬとどうなるの?」
「古代が艦長代理になれる」
オマケ §
「総監督、サブちゃんの結婚式の招待状の裏が、どうしてもモモレンジャーに見えてしょうがありません。僕はおかしいのでしょうか?」
「総監督じゃ無くても分かります。おかしいです」
オマケ2 §
「ってことをほざいてからオーディオコメンタリーを見てたらしっかり、島と山崎の件が話題になっていた」
「やはり島と山崎は重要なのか!」
オマケIII §
「真面目な話、ヤマト2199に関してストーリー構成的に行けてない部分はある。でも、もう問題にしない」
「なんで?」
「なぜならプロが集まって作っている以上、全員が見落とす可能性はとても低いからだ。何かに気付いても、そうなってしまった何らかの理由が存在するのだろうと思うし、常に理想と最高を目指して作品が作れるものではない」
「それが絵コンテと何の関係があるの?」
「……という仮説を持っていたが、足りないな思った要素がいくつか絵コンテにあったので、やはり仮説は正しかったと思った。単に画面に出せなかっただけで、そういう要素はちゃんとあった」
「ならば、君はどうすべきだと思うんだい?」
「ずっと見つめ続けていなくても、放って置いても、それほど酷いことにはならないだろうから、自分は自分の道を貫いてもいいかな、と思った」
「じゃあ、もっとぶっちゃけ要約するとどうなる?」
「新たなる旅立ちや永遠にで、カットの結果筋が通らなくなった事例があるが、2199も同じだ。そして、ヤマトのリメイクであるかぎり、旧作のリフレインは間違っているとまでは言えない」
「ぎゃふん」
「でだ。映像で欠落した要素があるという意味で、ひおあきら版みたいと思いながら絵コンテを読んでいた」
「今度はひおあきら版かよ」
「結局、演出法として第26話は間違っているとは言えない。あれはあれで話の焦点が絞られて涙を搾り取れる構成になっている」
「山崎と島の会話が無くても?」
「そうだ。泣かせるためには、古代と雪と沖田に焦点が絞られる必要がある」
「安心して泣けるのはカットがあるからとも言えるわけだね」
「そうだ。島の嘘だ嘘だを思い出しては安心して泣けない」