「復活篇で使われた曲と同じ曲がプリンセスチュチュ18話の亡霊騎士の話のシーンで使われていたよ」
「なに?」
「ゴルイ(ベートーベン、エグモント序曲)、DC版ではゴルイの死(エグモント序曲)」
「それはびっくりだね」
「びっくりだ。ヤマト2199との関連性しか想定していなかったのにまさかの復活篇、しかも、ベートーベン経由とは想像もしていなかった」
「どんな運命なんだよ」
エグムント §
「結局、2199第24話からスタートしてプリンセスチュチュに行ってヤマトに戻ったと思ったら復活篇だった。とりあえず、エグムントとはなんぞやというところからスタートしなければならない」
「えー」
「ネットを検索して30秒で分かるぐらいのことは既に分かったが、知りたいのはそんなことではない」
「どんなこと?」
「ゲーテのエグムントだな。頑張って読むしか無い。テキストは発見済みだ」
ゲーテのエグムント
「君の行く道はこっちなんだね?」
「そうだ。やはり宮川音楽はいい、なんてぬるいことは言わない」
「認めないの?」
「いや、宮川音楽は良くて当たり前。問題はその先」
「ひぇ~」
「他の音楽も承認しないでどうする。他の音楽の影響は歴然としてあるんだぞ」
「じゃあ、ヤマトの音楽が宮川泰以外でもいいわけ?」
「愚問だ。それは羽田健太郎が参加した時点で既にクリア済みの話だ」
やっと分かった §
「そうかっ!」
「なに?」
「やっと分かった!」
「何だよ」
「RPG伝説ヘポイとプリンセスチュチュとヤマト復活篇劇場公開版は音楽の付け方の演出的な方法論が似ているのだ。単なる思いつきに過ぎないから違うかも知れないけど」
「どういう意味?」
「こういう特徴を有する」
- 音楽が細かく物語の状況や主人公の心情に寄り添っていない
- 音楽がひたすら鳴っている
- しかし、物語を音楽も描いていることは確か (間違った演出では無い)
「これは何を意味するんだい?」
「ドラマと音楽のマッチングさせ方が違う」
「具体的な意味は?」
「これからだ」