2013年10月19日
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感想・映画「修羅雪姫」

Written By: トーノZERO連絡先

「2001年の映画だろ。なんで見たんだよ」

「GANTZのときにね。やはり川井憲次音楽は良いものだと思った。音楽の使い方もいい。なので、監督:佐藤信介、音楽:川井憲次という映画があることを知って、いつか見ようと思ってメモに追加していた。そのメモがそのままTSUYATA DISCASの定額リストに入ったので、放って置いたら届いたというわけだ」

「それで君の目論見は満たされた」

「ああ、素晴らしい音楽世界だった。映像も悪くない。異世界の描き方も上手い」

「どこがどう上手いの?」

「現実では無い異世界の日本を描くわけだが、全部変えないでツボだけ異質に作ってある。ああ、ここは違う世界だという気がする。見慣れたものがたとえ含まれていてもね」

「なるほど」

「ストーリー的にも悪くない」

「どこが?」

「暗殺集団から女が1人逃げて、常識的に考えてそれでは勝てない。常識的に考えて勝てない雰囲気をちゃんと出している。しかも、最終的に主人公の相手役も死んでいるわけで、勝ったとは到底言えない内容」

「それで君はいいわけ? 納得した? 満足した?」

「いいぞ。それの方が納得するよ」

「それで、最も驚いたのは何?」

「再生したらすぐに樋口真嗣というお名前がどーんと出たこと」

「えーっ!」

「この映画に関して言えば、切っ掛けはGANTZと川井憲次であって、ヤマトは一切関係無かった。なのに、結局ヤマト2199のスタッフの名前を見るのはちょっと予想外の驚きだった」

「わはははは。でも映画の本質とは関係無い」

「そうだ関係無い」