「ああっ。なんてこった」
「なんだよ」
「メルダ・ディッツ少尉、ゴーバリアンのメリアに似てるんだ」
「へ? ゴーバリアンって何の冗談?」
「以下のリンクに飛んで写真を見よ」
メリア
共通点 §
- 異星人の敵側ヒロインである
- 誇り高い
- 挫折する
- 肌の色が違う
- 兵器を操縦する
- 敵側の秩序から離脱する
- 名前が「メ+ラ行+ア段」
冗談ではない §
「ゴーバリアンというと馬鹿にする者が多いが、あれはいい作品だったぞ」
「作画がけっこうしおしおじゃん」
「シナリオはけっこう良かったし、音楽も良かった。見るところが違うよ」
「そうなの?」
「しかし、今にして分かる。以下の点でヤマト2199はゴーバリアン的だ」
- 女性に特権性を与えない複数ヒロイン方式チーム型戦闘メカアニメ
「女性に特権性を与えないってどういうこと?」
「女性も多いが男性はもっと多い。そして女性には具体的な役割が与えられ、ヒロインという位置づけから離脱可能」
「ああ、わかった。女性の多いアニメは多いが、男性はもっと多いかと言われるとそうでも無いアニメが多いのか。だから特徴が限定的なんだ」
オマケ §
「今気付いた。ハンスのフルネームはハンス・シュルツなんだ」
「は?」
オマケ2 §
「ゴーバリアンは再確認の必要がある。そう思ったので、TSUTAYA DISCASの定額リストに入れて置いた。いずれ送ってくるから見るだろう」
「前に1回見たんだろ?」
「そうだ。でも、かなり昔の話だ」
「でもなぜゴーバリアン? マジンガーじゃなくて?」
「ゴーバリアンを見定めることが当時のアニメブームの本質を見定めることだと思うからさ」
「なぜ?」
「長所も短所も含めて多角的に」
「それだけとは思えない」
「そうさ。レビューに悪評ばかり。でも、オタクの悪評はダメな作品を意味しないのが経験則。そいつを改めて検証しに行くのさ」
「ゴーバリアンだけ?」
「西の良き魔女、シックス・エンジェルズ、ICEも定額リストに入れた。順次見る」
「秋元康とかAKBのアニメ入ってるじゃん」
「自分は秋元康、AKBという名前にそれほど悪い印象は持っていないのだ。そこもオタクの評価が誤っている部分かも知れない」
「マジすか?」