「前にヤマト宴会にスケールアヴィエーションを持ち込んだことがあるが。何か感じてくれた人がいたらしい。999対空中戦艦大和の飛ぶ理由が掲載された号だ。これはわざわざ持ち込んだ甲斐があった。良かった。ありがとう」
「それで君のHYPER WEAPON 2013sはどうなった?」
「S君に貸してみた。どうなるかは知らない」
「なぜS君に貸した?」
「理由は簡単で、オタクではないから。オシャレな理髪店の店主で、美的なセンスがもしかしたら通じるかも知れない」
「オタクだと通じないの?」
「本人次第だよ」
「じゃあ、話を戻そう」
「うん」
「あれの999ってどう見ても999じゃないぞ」
「わざと間違った解釈を描いているのだから」
「予備知識無く見ても首をひねるぞ」
「だからさ。知識があればあるほど首をひねる。そういう作りになっている」
「意図的に首をひねらされるってことだね」
「そうだ。そこで、『首をひねることが面白い』と思ったら勝ち」
「知っている人は勝ちではないの?」
「自分はとても詳しいから改めて知ることなど無い。どれ採点してやろう……、という態度で読んでは娯楽にならない」
「えー」
「金を払って娯楽を手にするのなら、それは娯楽であるべきだろう。金を払って仕事を買うなど愚かしい」
「それでいいのかよ」
「知は痴と恥に通じる。全ての知識は常により大きな知識によって圧倒される運命にある」
「分かった。そんなのヤマトじゃないと怒ってみても、石津嵐版ではそうなっているんだよ、というより大きな知識に圧倒されてしまうわけだね」
「そうだ。俺は誰よりもヤマトを良く分かっているという態度を取る者は多いが、彼らはより大きな知識によって圧倒され、『誰よりもよく知っているわけではない』という事実を暴露されてきた」
「君はどうなんだ?」
「おいらは無知さ。知らないことがいっぱいあるどころが、知っていることすら間違う。イーターIIとパラノイアを間違えたことだってある」
オマケ §
ID: 20131024001139
Subject: HYPERWEAPON2013sに空中戦艦大和の出番はあるか?
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20131024001139
名前: トモネコ
本文:
「S君はXX様でしょうか?」
お疲れ様ですm(__)m
今日、会社の帰りに書店で「飛ぶ理由」を買いました!(嬉)
「飛ぶ理由」は納税ではありません!
老眼にはツライですが(泣)
それだけ中身がミッチリで「持ってけドロボー」の大・大・大サービスですね!
「S君に見せたいと」の事ですが
トーノ様のご親友のXXのXX様と推測しました。
XX様と最終章を御覧になられたのでは?
(XX様の2199の感想が気になっていました)
「第七章の感想を聞いてきたのでおおまかに要約すると彼の感想はこうだった」
- 絵がきれい (特に宇宙)
- ヤマトが動いても、昔と違ってぐにゃぐにゃしない
- 内容は昔と同じ