「ついね、ラーゼフォンの第1話を久々にYouTubeで見ちゃったよ」
「それで?」
「今なら分かることはいっぱいある」
「たとえば?」
「主人公の行動。池袋と秋葉原は昔も分かったと思うが、その中間も今なら分かる。後楽園付近の地上部分から外に出てお茶の水経由で秋葉原まで行っている。そこからおそらく架空の万世橋駅から架空の神殿駅に電車で移動したようだ」
「でも、それはあまりヤマトと関係が無い」
「そうだ。関係無い」
「じゃあどこでヤマトが関係するの?」
「演出京田知己さんって、ヤマト2199最終回の絵コンテの人だ」
オマケ §
「ついでに、キョロちゃんのキョロちゃんVS三つ子ちゃんを演出した人でもある」
「それにどんな意味があるの?」
「たまたま、ベストエピソード集を1枚だけ持っているのだけど、それに入っている。いい話だよ。その1枚のタイトル作品でもある」
「キョロちゃんがいいの?」
「いいのだ。あれはいいものだ」
オマケ2 §
「うろ覚えで言ってしまうと、ラーゼフォンというのは、確かにそこにいたはずの美嶋玲香を誰も知らなかったりする」
「それで?」
「その特徴は、宇宙戦艦ヤマト冥界譚とかぶるよ」
「つまり、確かにそこにいた真田さんを誰も知らなかったりするわけだね?」
「意外と距離感は近いのかも知れない」
「うそー」
「ただし、ヤマトとの距離感じゃなくてラーゼフォンとの距離感ね」
「ぎゃふん」
オマケIII §
「君はそんなにラーゼフォンにこだわるとは」
「前にも言っただろう? 嫌いじゃないんだ」
「えー」
「とりあえず、ヤマト2199が成立するバックグラウンドとして抑えておく意味がある」
「ヤマト1974にとってのトリトンみたいな存在なのだね」
「そうだ。あえて言えばラーゼフォンはトリトン的だ」
「その心は?」
「最終回で積み重ねたものがひっくり返る」