ヤマトモデラー交流は一般モデラー交流とどう違うか

Written By: トーノZERO 連絡先

「1つ分かったことがある」

「それはなんだい?」

「一般のモデラーとの交流の場合、たいてい作ったキットは違う。同じ場合でも、少数派が一致するだけだ」

「なぜ?」

「みんな独自性を出すために違う模型を作ろうとする」

「ならばヤマトモデラーなら?」

「ヤマト模型のバリエーションは限定されるので、同じものを作っている。たとえば、バンダイの1/1000ヤマト2199はほぼ全員が作ってる。他の模型も一致している割合が高い」

「一致していないこともあるわけだね?」

「一致していないとしても、類似アイテムを作っている可能性が高く、会話が成立しやすい」

「それによって何が変わるの?」

「実はね。同じ模型では同じようなところで苦労することが分かってしまうのだ。ガミラス艦のトゲ、とかいうとみんなで『苦労したね』とか『無くしたよね』とか、そういう話題で共感を持てるのだ」

「えーっ!」

「そういうのは一般モデラーとの交流では無理」

「だからヤマトモデラーとの交流は大切にしたいわけだね」

「そうそう。あれは全く異質なんだ。体験の質が違う」

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