Written By: 川俣 晶
「普段展示解説のようなものは聞きに行かないのだが、これは別だ」
「どうして?」
「甲州道中つまり目の前のあるこの甲州街道の話だぞ」
「分かった。程度が違うわけだね」
「そうそう」
「それでどうだった?」
「30分ぐらいの予定だったのに1時間ぐらい話してたよ。どんどん熱気がヒートアップした。意外と面白かったぞ」
「君が知ってる話ばかりじゃないの?」
「もちろん、そういう話もけっこうあったけど、自分が注目していない部分のジャンルの話は、自分もあまり良く知らないから面白かったぞ!」