修正点 §
- 追加されたボルゾン星のくだりは125ページから133ページ。それ以後も整合性を取るために細かい修正が入っている。
- 168ページにサンザーの意味を説明する文言を追加。
ダウンロード §
オマケ §
「説明してくれ。ボルゾン星は無理だから泣く泣く割愛したのではないか?」
「そうだ。しかし、未練たらたらだったので、無理なく押し込めるアイデアが浮かんで追加してみた」
「無理を無くすアイデアとは?」
「ボルゾン星には長期滞在しない。沖田の病気のくだりも入れない。デスラーとも会わない。そういう前提で、ただボルゾン王に面会するだけなら行けそうだった。しかし、物語的に意味が無いなら入れたくは無い」
「なんで?」
「物語には物語の約束事があり、あえてそれを破る方法論はあるが、目的も意味も無く破っても読みにくくなるだけなのでNGだ。他人はどうか知らないが自分は全ての1文字の存在理由を説明できる前提で小説を書いている。物語に奉仕しない文字は1文字たりとも入れたくはない。読者もそんな文字は1文字たりとも読みたくはないはずだ」
「じゃあ目的と意味ができたの?」
「そうだ」
「説明してくれよ」
「それを語るほど野暮ではないぞ」
「それを理解しないと読む資格は無いわけ?」
「いいや。理解なんて要らない。感じるだけでいい」