2013年11月27日
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続・大打ち上げパーティー感想

Written By: トーノZERO連絡先

「寝かせすぎたテキストが出てきたから出しておこう」

「なぜ出すの?」

「これからは彼らの時代だからだ」

「は?」

「そのことは明示しておく必要がある」

本題 §

「2199の最終回TV放映と同じ日に行われた大打ち上げパーティーは、実質的に俺達の到着式だったと思う」

「なんでそう思うの?」

「俺達の発進式では第1話をみんなで見た。そして、このイベントではみんなで最終回を見た」

「理由になっているようななっていないような」

「しかしね。ここでは1つ重要な特徴がある」

「それはなに?」

「俺達の定義が違う」

「というと?」

「発進式の俺達は昭和のヤマトファン。大打ち上げパーティーの俺達は2199のTV放送を前提とした新しいファン層」

「どう違うんだ?」

「前者は参加が前提の昭和型イベント。後者はニコニコによるネット配信が前提の現代型イベント」

「なるほど。作品を担うファン層が入れ替わったわけだね」

「一部はスライドしたと思うけどね。でも、ニコニコのIDは持っていないし、取得する気も無いおいらにはもう出番は無いよ。おいらは既に2199世代のヤマトファンでは無いのだ」

「えっ?」

「これからは……彼らの時代です。って思った。マジで。2199は彼らのものです」

「ちょっとまてい。これからは……彼らの時代です。ってそれはACE COMBAT 5だろ」

「まあまあ。心情の説明としてはそれでいいだろう」

「2199はもう見ないの?」

「そういうわけでは無いが、提供側が考える客層に自分は含まれないし、そろそろ自分も違う世界に行きたい」

「違うっていうのは裏切り?」

「違うよ。元々の企画趣旨が新しいファン層の拡大だから、主役はフレッシュマンだ」

「フラッシュマン?」

「違うよ」

だから §

「でも、意地でも歯を食いしばって状況に付いていこうとは思わないの?」

「思わない」

「なんで?」

「自分には自分にしかできないことがあり、ユリーシャにケツを叩かれているので、白兵戦の指揮はできないのだ」

「また意味不明のことを言った!」

「おいらはコスモゼロに乗ってヤマトを離れるよ」

「後席にユリーシャを乗せて?」

「一緒にヤマトを離れてくれるユリーシャは募集中だ」

「ぎゃふん」

「そして第2バレラスは雪とノランが吹っ飛ばしてくれるので、楽ちんだ」

「何もしないで問題が解決される奴」

「そうなればいいね」

だから2 §

「結局さ。状況が自分の手から逃げていくの既に経験済みの状況なんだよ。昔もヤマトはブームになって、世間が浮かれたが、自分は世間から浮いた」

「浮いていいの?」

「沈むよりはいいだろう」

「何か違うぞ」

「でもね。いつも世間の主流に背を向け続けるのがおいらだからね」

「ひねくれ者が来たよ」

「結局、ヤマトを見るって言うのはそういうことだ」

宇宙戦艦ヤマト

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