「ウルトラCD技を思い付いた。古い資料を生で見る方法」
「それはなんだ?」
「BD収録の絵コンテを見るんだよ!」
「結果は?」
- 設定にある船は輸送船であって補給船では無い
- 絵コンテは(第の略字)15輸送補給線護衛艦隊
- 映像は第15輸送補給船護衛艦隊
「補給船は無く輸送船しか無いわけで、【線】で意図通りかも知れないと思えてきたぞ」
「えー」
Subject: 古代の護衛艦は第15輸送補給「船」護衛艦隊旗艦か第15輸送補給「線」護衛艦隊旗艦か?
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20131216091528
名前: トモネコ
本文:
・エモーション、ザ・ベスト版では「船」
調査になりませんが、私の廉価版のDVD(2009年)発売では字幕は「補給船」でした。
この版は最後のテロップを復刻してあるので手が加えられていると思われます。
集英社と徳間のムックでは「資源輸送船団」DVDの解説文では「惑星間資源輸送船団」と記されています。
「補給線」説も戦後「太平洋戦争は補給線を守れずに負けた」的な言い方がされたので、舛田監督あたりが「補給線」という言葉にこだわった可能性もある気がします。
このシーンで艦橋の古代が緑色のボトル(瓶)を手にしていますが、中身が気になります。今なら水でしょうが、1978年です。ジュースでしょうか?
コーヒーを入れてくれる森は地球です(笑)
「確認ありがとう」
「それで、緑の飲料とは?」
- 瓶のような形をしている
- 古代は口に付けているから飲み物または食べ物と思われる
- みんな仕事しているのに古代だけ口に付けている
- 突然消えてしまう
「突然消えてしまうとは不自然だね」
「古代だけ口に付けているのもね。みんな仕事してるのに」
「うーむ」
「しかし、解釈は思い付いた」
「何だよ」
「あれは飲料の瓶ではなく、瓶型の宇宙食に違いない」
「えー」
「つまり、古代はあれを食べちゃったのだ。食べたから瓶が無くなるように見える」
「じゃあ、1人だけ食っていていいのかよ」
「つまりさ。食事を取る暇も無く古代は仕事をしているって描写だよ」
「食堂行く暇も無い古代はブリッジで携帯宇宙食を食っていても許されるのか」
オマケ §
「そういえば久々に自分が昔原形を作ったガレキのブザ級突撃艦を作って思い出したけど、これってLightwaveのモデラーでデザインしてモデラで原形を削り出した1/2400統一スケールの宇宙艦シリーズなんだ。取りあえず、最大のナサ級高速戦艦と最小のリノ級無人駆逐艦は用意した……のだけどね」
「は? 統一スケールで戦艦と駆逐艦を用意したって、それってウォーターラインシリーズと同じことじゃないか。いったい何の問題があるのだ?」
「モデラで削り出す以上、モデラの切削範囲にパーツの大きさは制約される。だから、実は1/2400というスケールはモデラの切削可能サイズから逆算して得られたサイズからスケールを導き出したものだ」
「それで?」
「で。そこから1/2400の駆逐艦のサイズを算出すると、とてつもなく小さくなるわけだ」
「小さくてもサイズが比較可能ならいいじゃないか」
「でも形状はあまりよく確認できない。細部を作り込めるサイズではない」
「それで?」
「だからさ。駆逐艦だけは1/700のウォーターラインモデルも用意したんだよ」
「それって統一スケールじゃないじゃん」
「1/700のウォーターラインモデルと並べることは可能だ。だから実際に護衛艦を1隻作って、ウォーターラインシリーズのクレーンなどと並べて展示したよ。そういうことは可能だった」
「でも、1/2400の統一スケールは崩れているじゃん」
「もちろん、1/2400のリノ級もパッケージに入ってたよ。オマケみたいに小さいけど」
「つまり、あまりに小さい百式空偵が入った地球艦隊セット2を彷彿させるわけだね」
「うん。あれはほとんど塗れない」
「じゃあ、いったい何が言いたいんだよ」
「だからね。統一スケールの夢はこの時点で終わっていたんだよ」
「つまり、ノンスケールを支持する今の態度の原点はこのとき既に……」