「どの世界にもバカはいるもんだなあ」
「バカってどういう人のことを言っているの?」
「1つの側面だけを見て語る人。なぜそうなっているのか背景を全く考えようとしない人」
「ふーん。じゃあ君が見ているバカってどういう人達?」
「いっぱい」
「は?」
「数え切れないほど多くの馬鹿な発言をネットで見ることができるし、生でも山ほど聞いているぞ。それこそ、おまえらカケラほどでも頭使って考えたことあるのかってものまで珍しくない」
「たとえば?」
「例を出すのも馬鹿馬鹿しいほど、世の中はバカでいっぱいさ」
「本人は気付かないのかよ」
「バカであればあるほど自分がバカである可能性を考えないものさ」
「ほんとかよ」
「自分は情弱では無いと主張する者ほど、情報操作に踊らされているという状況と同じだよ」