おそくなりましたが、トモネコさん、seiji2199@大阪さん、ならびに全ての読者の皆様。旧年中はお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。
去年の最大のトピックはヤマト2199のTV放映実現(しかも日曜午後5時という驚異の時間帯)でしたが、今年はどうなるのでしょうか。
今年も、ヤマト2199劇場版で盛り上がりましょう、という人は多いのですが、成り行きがほとんど見えない以上はまだまだ遠い先の話です。具体的に何が起きるか分かりません。そもそも誰がどれぐらい盛り上がれる要素が含まれるのかも分かりません。
というわけで、当面の今年の予定にヤマト2199劇場版の話題は入っていません。今から首を長くして待っている人も多いのは知っていますが、自分にとってそれは未来時制の話です。具体性がありません。
では、どうするのかといえば、結局のところ数年前から言っている通りに「自分の中のヤマトに決着を付けて先に進む」ということを大前提として進めようと思います。
本当はもっと早い段階で取り組むべき問題でしたが、ヤマト2199が予想以上に長く続いたので遅延されてしまった問題でもあります。
過去のヤマトの再評価つまり「それは何であったのか」を見定めるプロセス抜きに先には進めないのです。
というわけで、現在は徹底的に完結編にこだわっています。(ズォーダー伝は基本的に2010年の原稿です。ヤマト2にこだわった段階は今ではありません)。
既に何回も見た完結編ですが、1つ1つの要素を流さないで慎重に見ていると新たな発見が続々あります。BDの威力もあるかもしれません。既に参照した回数の多さで、BDを買った価値がありました。たとえば、ディンギルの大形母艦、航空母艦、水雷艇母艦の3つは完全に別物です。これまで曖昧に見ていましたが、形状をチェックすると完全に違うものです。
完結編の後にどこに行くのかは分かりません。他の過去タイトルに行くのか、驚くほど明瞭な卒業圧力に従って、ここで本当に卒業できるのかは分かりません。(たぶん、まだ若干の心残りがあるのでまだ卒業は出来ないと思うが)
模型 §
興味があるのに手を出してこなかった模型にはもうちょっと手を出すかも知れません。しかし、2013年末の熱海宴会に向けての怒濤のヤマト模型作りで山は越えた気がします。今は、少しヤマト模型にブレーキを掛け気味です。(というわけで、昨晩はWLの利根と熊野を起工したよ。1/500ヤマト2199は、肝心のケースが入手できずに止まっているし。他の要素はおおむね準備完了してるのにケースだけが無い)
その他 §
あと個人的に補完する必要があると感じているのはガンフロンティアです。
理由は、アニメ版の煮え切らない結末を見てしまったことでしょう。
そして、今になって考えると驚くほど無理なく『描かれていないバックグラウンドの話』が想像可能です。
実はそのような意味で、ここ数年の自分の表現力に向上には自分で目を見張ります。2010年頃の自分の文章を下手くそと言えるほどです。なぜ表現力が上がったのかといえば、おそらく理由は2つで、1つは300字小説を書いたことも、もう1つは映画をたくさん見たことでしょう。前者は300字で、後者は2時間前後で言いたいことを全て言い尽くさねばなりません。無駄なことはできません。本質だけを正しく伝えることが重要になるわけです。
(だからズォーダー伝ですら、大規模改稿抜きでは出せなかったわけですよ)
まとめ §
「分かりやすくまとめてくれ」
「うむ。分かった」
「は?」
「未来のことが分かったら超能力者だよ」
「それがまとめかい」
オマケ §
「シックス・エンジェルズとかICEのノベライズを試みるのも面白いかもね」
「理由はなんだい?」
「あれらは良く出来ているが分かりにくいのだ」
「分かりやすくするために書くのだね?」
「いや、もっと分かりにくくするために」
「そんなノベライズにニーズはないよ!」
「だめか。じゃあICE殺人事件ってのを考えた」
「どんな内容?」
「ヨーロッパの列車で殺人事件が起きるの。鉄道ミステリー」
「そのICEは違うから」
「ああ、ちなみに、真田志郎に最大の見せ場を用意する小説を計画している。実際に書くかどうかは分からないけどね。ともかく、真田の見せ場以外に何も考えてないから」
「主人公なんだから古代の見せ場も考えてやれよ」