感想・映画「連合艦隊司令長官 山本五十六(1968年)」

「この映画を見た理由は2つある」

「なんだい?」

• 太平洋の嵐のフィルムを流用している
• 子供の頃に見たあの映画ではないか

「あの映画とは?」

「以下の2つの条件を満たす」

• 日本の空母のエレベーターが動くときにチンチン鳴る
• ミッドウェーで艦攻が一機飛び立った時点で空母群が壊滅し、艦攻はもうこんなに時間が経ってと言って燃料コックを切り替える

「それで?」

「太平洋の嵐ではないかと思って見たらチンチンは当たりだが燃料コックは外れだった。そこで、フィルムを流用したこの映画ではないかという仮説を立てて見たら当たりだった」

「満足した?」

「うむ。満足した」

「話はそれだけ?」

「実はガダルカナル編の印象がまるで無い。これはおかしい。おそらく、子供の自分が見たのはテレビ放映で、その時にガダルカナル編が大幅にカットされていたものと思われる」

「なんでカットを推定したの?」

「あそこが日本の負け戦かだから、おそらくカットされているだろうと」

「ひ～」

その他に §

「エンディングのスタッフロールで気になる名前発見」

「どんな名前?」

「ここに詳細なリストがあった」

• 本田三飛曹／池田秀一
• 寺井三飛曹／山本　明

「上はシャアっぽいぞ。下はヤマトっぽいぞ」

「上は本当にシャアの声優が顔を出して出演していたらしい。下はヤマトとは関係無いと思われる。調べ切れていないが、当時その名前の男性アイドルがいたようだ。以下の動画の最後の方に、山本明という人が君を奪いたいという歌を歌っている」

「これがこの映画の山本明さんなの?」

「そこまでは確認し切れていない」

「歯切れが悪いぞ!」