2014年01月21日
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すべてがゼロになる ~推理サイボーグ真田志郎の事件簿 2~【第一稿】について

Written By: トーノZERO連絡先

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「説明してくれ」

「何かヒントが有るはずだ」と古代は言った。

そこで3人は顔を見合わせた。

「入口にあった模型の飛行機だ!」

模型の飛行機には、紀元2600年制式採用の航空機達というタイトルが付けられていた。

実際に並んでいる飛行機模型は1つだけSF戦闘機で、残りはプロペラ機だった。

「分かったぞ」古代は言った。「2600年といえば未来だ。プロペラ機であるはずがない。このSF戦闘機が唯一2600年の戦闘機だ」

「違うよ」と南部が言った。「紀元2600年は昭和15年なんだよ。日本で昔使われていた暦だ」

「なんだって?」

「だからさ。ここにある飛行機は、このSF戦闘機、零式艦上戦闘機、零式三座水上偵察機、零式小型水上偵察機、百式司令部偵察機だ。それで、零式と百式っていうのは紀元2600年下二桁の0年の制式採用を意味するんだ。だから唯一の例外はこのSF戦闘機なんだよ」

「待ってくれ」と島が言った。「分かったぞ」

「なんだよ」

「このSF戦闘機は昔のアニメのコスモゼロという名前なんだよ。もしこのミステリーがすべてがゼロになるという前提なら、例外はゼロではない飛行機だ。南部、君が言った飛行機の名前の中で1つだけゼロが入っていないものがある」

「百式司令部偵察機か?」

そのとき、デラさんが戻ってきた。

「1つ補足するために戻って参りました」とデラさんは言った。

「なんでしょう」

(続きは本編で!)

「という小説だ」

「ワカラン!」

「しょうがないなあ。星野シホ通称スターシホという女性が出てくる小説だ。スターシホの愛の物語だ」

「もっと分からない」

「じゃあ、古代島南部のへっぽこトリオがカニ食べ放題に釣られて真田に笑われながらスターシホの出す試練に四苦八苦する話だ」

「ひ~」

「森雪の水着シーンもあるよ (ただし文字だけ)」

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