2014年01月25日
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軍艦泥棒の思い出と今更分かるショック

Written By: 川俣 晶連絡先

「昔ねえ、朝日ソノラマで軍艦泥棒って小説があってねえ。けっこう面白かったけどあまり見かけない著者名だった」

「ふーん」

「思い出と言えばそれだけなんだけどね」

「それで?」

「今頃とんでもないことが分かったよ」

「なんだい?」

「著者の高橋泰邦さんって、ホーンブロワーやボライソーの翻訳をやってたんだよ」

「有名な海洋冒険小説じゃないか」

「読んでないけど、どちらも存在は知っていて横目で見ていたシリーズだよ。超メジャーで有名だ。びっくりしたよ」

「そういう大物の小説ってことだね」

「でもそれは前半」

「まだ何かあるの?」

「アシモフのミクロの決死圏は生まれて2番目のSF文庫本。それを翻訳していたとは気付かなかった」

「軍艦泥棒の著者とイコールとは思わなかったわけだね」

「凄くビックリだよ」

「驚愕は過去に眠っているわけだね」