2014年02月16日
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感想・映画「潜水艦イ-57降伏せず」オーディオコメンタリー

Written By: トーノZERO連絡先

「心に引っかかったねじれは解消しなければならない」

「それが旧作映画を見る理由だね」

「イー57もそうだが、ローレライも同じ。見ていないことは小さな引っかかり。これを機会にローレライも見ようと思うのは間違っていない」

「というわけで、樋口監督も出てくるオーディオコメンタリーの感想が『ローレライも見よう』なんだね?」

「まあな」

結局 §

「結局、イー57ってなんだい?」

「乗艦する女性の尻を執拗にカメラが追いかけていく映画。水浴びを上官の命令で部下が整列して鍵穴から覗く映画」

「ひ~。なんていうエロ映画」

「いや、ヒロインの外国人女性がそれはそれはいい女でねえ」

「ひぇ~。見ている視線がエロ視線」

板倉光馬問題 §

「結局さ。どこが捻れているのかが分かった」

「なんだよ」

「イー57って板倉光馬監修なんだ」

「それがどうした」

「板倉光馬の書いた光人社の本を子供時代に読んでいる。潜水艦艦長の手記だ」

「そうか。子供時代に読んだ本の著者の名前が今ここで出てきて面食らっているわけだね」

「見ている世界の原点は同じってことだ」

「君は映画を経由せず、直接丸の世界と繋がっていたわけだね」

「まあそういうわけで、実は距離感があるようで実はあまり無かったことが分かった。でも、距離感はある。それも分かった」