「博多やきとりヤマトの宴会に参加してきた」
「それで、ヤマトカクテルを飲んだわけ?」
「そうだ。しかし、凄いぞ」
「どこが?」
「自分以外の人が凄くこだわるこだわる。シャカシャカしないとダメとか」
「つまりなんだい?」
「ここは自分よりもディープな人達の集まりだ。ヤマトクルーの会報に載っているXXのコスプレは自分的な人が何人も」
「会報を見てるだけの君とは違うわけだね」
「しかしまあ、せっかく持っていった二連三段ガンダム空母の模型がそれなりに受けたからいいか」
「受けたのか」
「西崎さんのサインまでもらえたのは予想外」
「もらえたのか。凄いな」
「ここが間違いなくヤマト秘密基地だった」
「君としてはどうなんだい?」
「思いっきり根本杉山話ができたので満足だ」
「根本杉山話って……」
「あとは、南部話もできたぞ」
「南部話って……」
「ヤマト2199では、古代はつまらないキャラになったが絶対に南部は面白くなった」
「結論はなんだい?」
「結局、おいらはこの世界しかないわけだな」
「他の世界はもういいわけだね」
「そもそも、根本杉山話をして聞いてくれるのは、この人達しかいないしな」
「そこまでこだわるか、根本杉山話に」
「林もあるでよ」
「それだけ?」
「ゲール話とゼーリック話もあるしな」
「ひ~」
「さてと。トラックの雑紙をこれから手配しないと」
「なんで?」
「素敵なものが載っているのだよ。詳細はいずれまた」
「いったい、どんな世界にまで足を踏み入れている」
「既にヤマト世界の底は踏み抜いた」