「というわけで、劇場版が接触編、発動編の2本あると判明したヤマト2199だが、イデオンで読み解けることに気付いた」
「なんだよ」
「異星人が乗っているのがカララ=ユリーシャ」
「うん」
「シェリルの学者属性とキッチ・キッチンの青いカラーが合体すると新見になる」
「ひ~。合体か」
「そして、カーシャの髪型が岬に行って、パイロットの属性は山本に行く」
「ひ~。分離か」
「看護士キャラも両方にいるしな」
「ひ~」
「お腹に赤ちゃん、という描写も重なるしな」
「それが鍵だな」
「謎の力としてイデとコスモリバースがあるし」
「分かったぞ。そしてコスモが最終兵器なんだ」
「そうだ。コスモが最後の武器だ。分かったかい、デク」
「僕は島次郎だよにいちゃん」
そして気付く §
「異星人相手に心を開く古代はジョーダン・ベス的だな」
「冗談だろ」
「そして、ギジェ=メルダなのだ」
「異星人の船に乗ってパイロットになっちゃうだけだね」
「しかも、乗るときは『あいつはギジェなのよっ! バッフクランなのよ!』って島に怒鳴られる」
「いや、それカーシャだろ。ってか島は『嘘だ嘘だっ!』だろ」
「そうとも言う」
「じゃ、他にはあるのかよ」
「目的地に到着しても歓迎されない」
「地球に到着したソロシップも、イスカンダルに到着したヤマトも歓迎されないわけだね」
「そして最後は信じられない敵の超巨大兵器の登場だ」
「第2バレラスはガンド・ロワだってことだね」
「いや、633工区だ。あの六角形が並んでいる感じはまさにガンド・ロワだ」
つまり §
「つまりね。ヤマト2199は毒を抜いたイデオンだと言える」
「なぜ毒を抜く必要があるの?」
「イデオンは作品も毒がありすぎるし、カーシャも性格的にきつすぎてとてもヒロイン的な可愛さがない」
「ひ~」
「だから、カーシャから毒を抜いたのが岬百合亜だと思えばいいと思うけど、たぶんカーシャのファンはあの毒が良いはずで、毒を抜いたらダメだったと思う。毒舌キャラだったら、百合亜の人気はもっと出たと思うが、そうするとただの星野ルリになっていた可能性もある」
「やはり欲しいのはカーシャ的な毒ってことだね」
「みんな死んじゃえ~~~っ!」
本当にイデオンなのか? §
「ファーストガンダムとイデオンはどっぷりヤマトの影響下にあるので、ヤマトの実現しなかった要素も含めてその内容の影響下にあると思うと、原形企画の影響を受けたヤマト2199とイデオンが似てしまったという可能性も考えられる」
「単純に、イデオンに似せたと思うべきではないってことだね」
「富野監督。もともとヤマトのスタッフだしな」
オマケ §
「他に何か問題はあるかい?」
「カララお嬢様で検索するとケロロ軍曹のサイトばかりヒットすることかな」
「ああ、カララお嬢様! 元ネタなのに!」
オマケ2 §
「メルダ、本当に交戦の意志は無いのか?」
「赤く塗った飛行機で来ただろう」
「は?」
「赤はイデオンカラー。平和の色だ」
「まさか」
「古代、おまえも平和の色のイデオンカラーの制服をわざわざ着たのではないのか?」
(言えない……。これが戦闘班の制服だなんで)
「メンタリティは同じだな(上手く誤魔化した!)」