TypeScript入門

「de:codeで即売されたようなので、早い人は著者より先に現物を手にしているはずだ」

「発売はまだこれからなんだよね」

「たぶんそうだ」

「どんな本なの?」

「内容を思いっきり整理して、出番が少ない話題はばっさり切って分かり易さに努めた。練習問題もあるので、進捗のチェックもやりやすいぞ」

「じゃあさ、切られた出番が少ない話題の情報が必要になったらどうするんだよ」

「もう1つアスキーから本が出るからそっちも買うといいと思うよ」

「両方セットで買うといいわけ?」

「過不足を相互補完する内容になっているからね」

「イマイチ薄いような気がするけど、いいの?」

「うん。それはね。TypeScriptとはJavaScript+αなのでJavaScriptの知識を前提とすると説明することが少ないんだ」

「罠が多いってことはないの?」

「昔は多かったけど、どんどん問題が消えて今はそれほど難しくないよ。というか、そもそも正式版より前に問題があっても、それは最初から解決すべき問題だ」

「なるほど……。で、僕らはTypeScriptを使うべきなのかい?」

「使え使え。どんどん使え。使ってより効率よくコードを書け。浮いた時間をどう使うかはみんなの考え次第だ」

「ビール飲んでもいいの?」

「いいぞ。遊ぶか勉強するかはその人次第だ」