2014年06月25日
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UQ HOLDER連載第39回感想【ネタバレ注意】

Written By: 川俣 晶連絡先

「いいぞいいぞ」

「どこがいいの?」

「子供の立てた杜撰な計画など一ひねりだ」

「そこか!」

「そこで勝機を見出す刀太の謎の戦闘勘。その認識は間違っていない。防衛のためにかなり力を使ったフェイトに対して、刀太はまだかなりの余力がある。シナリオの無い戦闘に入れば、やや有利」

「刀太は勝てると思うのかい?」

「いや、場は勝ち負けの問題ではなくなった。重力剣を本気で使わない刀太と、ネギへのラブラブ全開のフェイトは、お互いに相手を推し量る段階に入っていて、本気での攻撃を行っていない」

「じゃあ、この先はどこに行くの?」

「さあ。少なくとも白き翼を名乗るフェイト一味は単純な悪ではないかもしれないが、今更ホルダーさんを悪とも出来ないだろう。悪では無いものと悪ではないものがぶつかったらどうなる? 決まった結末なんて無いよ」

「フェイトの部下は?」

「関西弁の姉ちゃんは関西弁の姉ちゃんの関係者だろう。アスラ・ツゥはパイオの子孫だろう。複数の手がある身体がフェイクかもしれない」

「中に小さい人がいるわけだね」

「牛冷娑婆は、【牛の冷しゃぶ】だろうが、これは読めない。クウネル・サンダースみたいなものかもしれないがクウネルには似てないし。あるいは某ライバル誌の剣士キャラの【鬼斬り=おにぎり】みたいなものだと思うが、それに関連しそうなキャラがいたのかどうか、ネギま!は登場人物多すぎてよく覚えてない。いっそ新キャラでもいいと思うけどね」

「なんで新キャラでもいいの?」

「全員が前作関係だとあまりにも世界が狭いだろ?」

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