凸凹漫才【ターンエー・ブラザース】。ネタが滑ると【ホワイトドールの御加護の踊り】を踊って誤魔化す。
解説 §
「なんだこれは」
「ターンエーだ」
「なんで漫才なんだよ」
「いや、SDと1/144を並べたら凸凹漫才かなって」
「えー」
「大きい方は旧キットの1/144だ。昔放送当時に買ったので、今の目で見るとどうか確かめたくて、値段も安いし買ってきた」
「最初から凸凹漫才のつもりで?」
「そういうわけではないが」
「なんで格好良くヒーローロボットらしく作らないの?」
「ガンダムは兵器であり機械だという解釈は実際には筋が通らない。どこかで必ず破綻してしまう。無理があるんだ。だからね。ガンダムは人であると解釈するしかない」
「中にパイロットが乗るんじゃないの?」
「中の人などいない。パイロットは乗るとロボットと一体化してしまうのだ」
「えー。どんなアストロガンガーだよ」
「特にSDガンダムになるとガンダムはキャラなのだよ。最初からね。こちらの解釈ではなく、オフィシャルの作品群そのものがね」
「じゃあ、この凸凹漫才で君は満足かい?」
「ああ。僕にはまだ作れるガンダムがあるんだ。こんなに嬉しいことはない」
「でもヒーローロボットとしてのガンダムは作らないんだね?」
「そうだ。こんなにつまらぬことはない」