感想・映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』

「なんだこれは。面白いじゃないか」

「なぜ面白いと断言できたの?」

「長さを意識することなく、最後まで見たからさ」

「そうか」

「やっぱりクリンゴンが敵じゃなくて、身内に敵がいる話は面白いね」

「ひ～」

「まあ、いろいろ違和感はあるけどな」

「どのへんが?」

「ウフーラとかスールーとか」

「で、総括するとどんな感じ?」

「カーンの逆襲の逆襲って感じかな。ついでに、ちょっとミスタースポックも探している感じで」

「どのへんがミスタースポックを探している感じ?」

「燃えながら落下するエンタープライズとか。スコッティの細工で止まってしまう最新型戦艦とか」

「それで?」

「終わったらHUMAN ADVENTURE BEGINと出てくるとか、鯨も出てくるとか、スコットがマウスに『コンピュータ』と呼びかけたりするとか、そんなシーンがありそうな気になれるぐらい、良く出来ていたな。もちろん、それらがなくても関係ないぐらい良く出来た良い映画だ」

オマケ §

「新型戦艦がドレッドノート級っていうのもいいね」