ID: 20140703090638
Subject: さらば宇宙戦艦ヤマトラバウル小唄説
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20140703090638
名前: トモネコ
本文:
「玉盛先生の視ていたヤマト」
町山智浩氏がアメリカで放送されたヤマトとガッチャマンについて解説している記事です。
http://miyearnzzlabo.com/archives/15767
玉盛先生は学生時代に沖縄で米国軍放送版を視ていたそうです。
「英語のためかSFマインドや地球の運命懸っている感が増幅。Nova=森雪役のAmy Howard
の低い声が非常に大人で僕の中で第一作の印象を形作りました。」と書かれています。
スターブレイザーの動画は珍しくありませんが改めて聞くと私にはジャッキーチェンの映画の「プロジェクトA」のテーマ曲に聞こえてしまいます(^_^;)
「ふむ。実はね。ヤマトの話題は無いがムサシの話題ならあるんだ」
「なんだって!?」
「ポケモンのロケット団のムサシ。日本だとギャグ声だけど、英語版だと実は凄く色っぽい。林原嬢は凄く色っぽい声で演技ができるがムサシはギャグ声。でも英語版のムサシは凄く色っぽい。もともとヘソ出しでミニスカのコスチュームなので、声さえ色気があればエロキャラとして立つ」
「何が立つの? 股間が?」
「キャラが立つんだよ」
「逆に、日本版の方は林原嬢の演技が上手いので、上手くビジュアル的な色気を声で殺している」
「しかし問題はヤマトの関係しているようでカケラほどもかすっていないことだな」
「じゃあ話題を変えよう」
「何だよ」
「昔ね、サンダーバードをレーザーディスクで見ていたら、日本版が存在しない箇所は原語+字幕になったのだ。そうしたら、スコットがETAはうんたらかんたらと英語で言っていてなるほどと思った。ETAって言えば臨場感がある」
「ETAってなに?」
「到着予定時刻 (Estimated time of arrival)」
「他には?」
「スペース1999の第1話。日本語吹き替えでは【人類の叡智に期待します】と言っているのに原語にはそんな台詞は無くてスクリーンにHUMAN DICISION REQUIREDと出るだけ。ぜんぜん叡智に期待されていないぜっ!」
「ダメじゃん人類」
「いずれにしても、サンダーバードとかスペース1999は、日本版はカットありなので、日本語吹き替えで見ていても突然原語+字幕が入ってくる。そこで見る世界は新鮮だね」
「英語に関して他に何か言いたいことは?」
「DESTINATION TOKYO(1943)は原語で見るしかないのかなあ。アメリカの潜水艦が東京を目指す映画なのに吹き替えも字幕も日本版が存在しないらしい」
「なんか、ジャップとか、差別用語も言ってるよ」
「そりゃ、戦争中に作られた国威発揚映画だから当然だろう」
「なんでそんな映画が見たいんだよ」
「潜水艦は良いものだ。敵も味方も無い」
「いいのかよそれで」
「そもそも日本だってアメリカをずいぶんなめてるよ」
「どんな風に?」
「アメちゃんなめる?」
「いや、それは違うから。確かにアメをなめてるけど違うから」