Subject: スケールアヴィエーション9月号に空中戦艦大和もといドメラーズの存在感はあるか?
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20140813084021
名前: トモネコ
本文:
「沖田艦の赤は玉盛設定では火星迷彩」
2199公式設定集[EATRHI].
185ページの地球艦隊残骸ラフに赤黄系「火星迷彩」
月・地球艦隊系の「灰・青系迷彩」と書かれています。
玉盛先生は以前、氷の惑星迷彩用の迷彩の冬季迷彩ガミラス駆逐艦をお作りです。
玉盛設定では宇宙戦闘艦の迷彩は宇宙空間よりも駐屯惑星地表の迷彩重視かもしれません。
トーノ様が以前お作りの旧・メカコレ沖田艦は「さらば・2」基準でグレーと艦首が黄色で塗装されとてもカッコ良かったですが、旧・沖田艦はシリーズワースト3に入る出来の悪いキットだと思うのですがグレーに塗られるとスマートで決まり驚きました!
スケビ99号「飛ぶ理由」を読むと小林先生設定ではゼルグード級は全9隻が建造され現在の運用は3隻のみこのあたりにも実はガミラスの衰退が...
(艦隊運用方法の変化もあるのでしょうが)
このイラスト欲しさにスケビを購入しましたが余りの小ささに涙です(T_T)
別冊の際には大きく掲載を熱望します!!
「難しい話題だね」
「どうして難しいの?」
「発想の原点が微妙に違うのだ」
「どこが違うわけ?」
「うん。軍艦は通常、海上にあることを前提に迷彩が施される。場所による迷彩の差はあるが、基本的に母港の陸地を前提には迷彩を施されない」
「じゃあ、火星迷彩で赤という発想はどこから来ているわけ?」
「飛行機だな。駐留基地によって、その土地なりの迷彩が施されてもおかしくはない」
「フネの感覚じゃないのだね?」
「解釈が飛行機よりになっているのが玉盛デザインの特徴だと感じていたが、それで良いようだ」
「軍艦の迷彩は気になるの?」
「気になる」
「理由は?」
「子供の頃、軍艦はグレーだと思っているときに見た緑色の隼鷹は衝撃的だったからね。それに、なぜ1/350ガンビアベイが起工できないかと言えば、要するに船体の迷彩塗り分けが面倒だからだ。マスクの型紙は付いているけどね」
「飛行機の迷彩は気にならないの?」
「そんなことはない」
「ヤマト的に言うと、どういう迷彩が良いのだろう?」
「ヤマトはメカではない。魂である……という前提から行くと、宇宙艦に施される迷彩はそれがメッセージになっていると良いと思う。たとえば、ガミラス艦の緑は太平洋戦争末期の日本の空母のような意味での緑になっていると良いと思う。雲龍の飛行甲板に描いてある迷彩のようなものが、第1空母の甲板に描いてあったら、そこから【敗色濃厚】というメッセージがおそらく読み取れる」
「他の空母は?」
「何か上手くモデルを見つけて塗るといいと思うよ」
「いったい何が面白いの?」
「戦線ごとに異なる迷彩を持った艦を寄せ集めた混成艦隊だと分かれば、それがまたメッセージになる」
「どんなメッセージ?」
「ドメル艦隊は統一運用できない。別の命令系統の艦が集まっている烏合の衆。だから戦闘機の護衛なして爆撃機を送り込まざるを得ない」
「そこでは、実際の宇宙に溶け込む迷彩はあまり意味が無いんだね?」
「そうだ。そもそも、映像ではちゃんと見えるようになっていないと客が迷って困るから、実は溶け込ませるのは愚策」
「なんていう矛盾だ」